歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 部分床義歯学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 115D-29

    即時義歯装着患者が、装着後4か月目に来院した。
    痛みはなく食事も問題なく行えていたが、最近食事中にときどき義歯が脱離するという。
    顎堤粘膜に発赤や腫脹は認められない。

    適切な対応はどれか。1つ選べ。

    a 義歯新製
    b 経過観察
    c リライン
    d 義歯床の削合調整
    e 人工歯の咬合調整

    39.3%
  3. 115D-30

    上肢に片麻痺のある要介護高齢者に対する部分床義歯の設計において考慮すべきなのはどれか。2つ選べ。

    a 維持の最大化
    b 支持の最小化
    c リムーバルノブの設置
    d 一定方向の着脱方向の設定
    e オーバーデンチャーの採用

    45.3%
  4. 115D-38

    73歳の男性。下顎右側臼歯部欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。
    3か月前に近医にて_N]*ブリッジを除去後、M*を抜歯したという。
    診察の結果、片側性の部分床義歯による処置を行うこととした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.7A)、下顎研究用模型検査時の写真(別冊No.7B)及び上下顎模型の右側面観の写真(別冊No.7C)を別に示す。

    義歯を製作する際に考慮すべきなのはどれか。4つ選べ。

    a 頰小帯
    b 下顎隆起
    c F"の挺出
    d L*のレストシート
    e O*のクラウン形態

    口腔内写真、下顎研究用模型検査時の写真及び上下顎模型の右側面観の写真

    80.3%
  5. 115D-39

    68歳の男性。下顎義歯のクラスプが破折したことによる咀嚼困難を主訴として来院した。
    診察の結果、下顎部分床義歯に対して、ワイヤークラスプによる修理を行うこととした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.8A)、義歯の写真(別冊No.8B)及び修理時のある過程の写真(別冊No.8C)を別に示す。

    この操作を行う目的はどれか。2つ選べ。

    a 支台歯の形態修正
    b 人工歯の咬合調整
    c 模型上での技工操作
    d 義歯粘膜面部の加圧印象
    e クラスプの適切な位置への設置

    口腔内写真、義歯の写真、及び修理時のある過程の写真

    95.2%
  6. 115D-42

    下顎部分床義歯の製作過程の写真(別冊No.9A)と試適時の口腔内写真(別冊No.9B)を別に示す。

    矢印で示す部位の作用はどれか。2つ選べ。

    a 床縁の封鎖
    b 沈下の防止
    c 動揺の抑制
    d 破折の防止
    e 着脱方向の規制

    製作過程の写真と試適時の口腔内写真

    97.3%
  7. 115D-55

    88歳の女性。部分床義歯の新製を希望して訪問歯科診療を依頼された。
    10年前から手指が振戦し動作が緩慢になったため、治療薬を服用しているという。
    口腔清掃時の一連の動作の写真(別冊No.15A)と使用中の義歯の写真(別冊No.15B)を別に示す。

    本症例の咬合採得で決定が困難なのはどれか。2つ選べ。

    a 仮想咬合平面
    b 垂直的下顎位
    c 水平的下顎位
    d 上顎前歯の位置
    e リップサポート

    一連の動作の写真と使用中の義歯の写真

    44.7%
  8. 115D-86

    72歳の女性。下顎義歯がはずれやすいことを主訴として来院した。
    下顎義歯は 3年前に装着した。
    昨日前装冠が脱落したが、疼痛はないという。
    診察の結果、応急処置を行い下顎義歯を継続使用することとした。
    義歯装着時の口腔内写真(別冊No.30)を別に示す。

    適切な対応はどれか。3つ選べ。

    a の仮封
    b の増歯
    c J*の歯冠修復
    d Y.IZの削合
    e J*へのクラスプ追加

    義歯装着時の口腔内写真

    66.3%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:115D-29

即時義歯装着患者が、装着後4か月目に来院した。
痛みはなく食事も問題なく行えていたが、最近食事中にときどき義歯が脱離するという。
顎堤粘膜に発赤や腫脹は認められない。

適切な対応はどれか。1つ選べ。

a 義歯新製
b 経過観察
c リライン
d 義歯床の削合調整
e 人工歯の咬合調整

正解:C
正答率:39.3%
問題番号:115D-30

上肢に片麻痺のある要介護高齢者に対する部分床義歯の設計において考慮すべきなのはどれか。2つ選べ。

a 維持の最大化
b 支持の最小化
c リムーバルノブの設置
d 一定方向の着脱方向の設定
e オーバーデンチャーの採用

正解:CE
正答率:45.3%
問題番号:115D-38

73歳の男性。下顎右側臼歯部欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。
3か月前に近医にて_N]*ブリッジを除去後、M*を抜歯したという。
診察の結果、片側性の部分床義歯による処置を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.7A)、下顎研究用模型検査時の写真(別冊No.7B)及び上下顎模型の右側面観の写真(別冊No.7C)を別に示す。

義歯を製作する際に考慮すべきなのはどれか。4つ選べ。

a 頰小帯
b 下顎隆起
c F"の挺出
d L*のレストシート
e O*のクラウン形態

口腔内写真、下顎研究用模型検査時の写真及び上下顎模型の右側面観の写真

正解:BCDE
正答率:80.3%
問題番号:115D-39

68歳の男性。下顎義歯のクラスプが破折したことによる咀嚼困難を主訴として来院した。
診察の結果、下顎部分床義歯に対して、ワイヤークラスプによる修理を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.8A)、義歯の写真(別冊No.8B)及び修理時のある過程の写真(別冊No.8C)を別に示す。

この操作を行う目的はどれか。2つ選べ。

a 支台歯の形態修正
b 人工歯の咬合調整
c 模型上での技工操作
d 義歯粘膜面部の加圧印象
e クラスプの適切な位置への設置

口腔内写真、義歯の写真、及び修理時のある過程の写真

正解:CE
正答率:95.2%
問題番号:115D-42

下顎部分床義歯の製作過程の写真(別冊No.9A)と試適時の口腔内写真(別冊No.9B)を別に示す。

矢印で示す部位の作用はどれか。2つ選べ。

a 床縁の封鎖
b 沈下の防止
c 動揺の抑制
d 破折の防止
e 着脱方向の規制

製作過程の写真と試適時の口腔内写真

正解:CE
正答率:97.3%
問題番号:115D-55

88歳の女性。部分床義歯の新製を希望して訪問歯科診療を依頼された。
10年前から手指が振戦し動作が緩慢になったため、治療薬を服用しているという。
口腔清掃時の一連の動作の写真(別冊No.15A)と使用中の義歯の写真(別冊No.15B)を別に示す。

本症例の咬合採得で決定が困難なのはどれか。2つ選べ。

a 仮想咬合平面
b 垂直的下顎位
c 水平的下顎位
d 上顎前歯の位置
e リップサポート

一連の動作の写真と使用中の義歯の写真

正解:BC
正答率:44.7%
問題番号:115D-86

72歳の女性。下顎義歯がはずれやすいことを主訴として来院した。
下顎義歯は 3年前に装着した。
昨日前装冠が脱落したが、疼痛はないという。
診察の結果、応急処置を行い下顎義歯を継続使用することとした。
義歯装着時の口腔内写真(別冊No.30)を別に示す。

適切な対応はどれか。3つ選べ。

a の仮封
b の増歯
c J*の歯冠修復
d Y.IZの削合
e J*へのクラスプ追加

義歯装着時の口腔内写真

正解:ABE
正答率:66.3%

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