歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 部分床義歯学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 115C-41

    68歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。
    下顎のオーバーデンチャーは3年前から装着しているが、最近残根が痛くて嚙めないという。
    診察の結果、義歯床下のMLK.KLは保存不可能と診断し抜歯した。
    抜歯2週後と6週後の下顎顎堤の写真(別冊No.12A、B )を別に示す。

    下顎義歯への対応として正しいのはどれか。2つ選べ。

    a 2週後までは義歯を装着しない。
    b 粘膜調整材を抜歯窩に適合させる。
    c 6週後も粘膜面の調整が必要である。
    d 抜歯直後に硬質材料によるリラインを行う。
    e 顎堤形態の変化に合わせて粘膜面の調整を繰り返す。

    抜歯2週後と6週後の下顎顎堤の写真

    87.7%
  3. 115C-51

    75歳の男性。食事中の上顎義歯による口蓋部の痛みを主訴として来院した。
    使用中の義歯は5年前に装着したという。
    診察と検査の結果、義歯を新製することとした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.16)を別に示す。

    疼痛に対する処置を行う時期はどれか。3つ選べ。

    a 粘膜調整時
    b 咬合床製作時
    c 人工歯排列時
    d ろう義歯試適時
    e 個人トレー製作時

    口腔内写真

    62.9%
  4. 115C-54

    60歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。
    3年前に下顎義歯を装着したが、1か月前から義歯の遠心側が食事中に浮き上がるようになったという。
    O*は保存不可能と診断して抜歯し、抜歯窩治癒後に義歯を新製することとした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.18A)と下顎義歯の写真(別冊No.18B)を別に示す。

    新義歯製作にあたり旧義歯から改善すべきなのはどれか。3つ選べ。

    a ラビアルバーの追加
    b L*近心咬合面レストの付与
    c 下顎前歯部へのスパーの付与
    d -K維持腕のワイヤーへの変更
    e M*遠心隣接面ガイドプレーンの付与

    口腔内写真と下顎義歯の写真

    68.4%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:115C-41

68歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。
下顎のオーバーデンチャーは3年前から装着しているが、最近残根が痛くて嚙めないという。
診察の結果、義歯床下のMLK.KLは保存不可能と診断し抜歯した。
抜歯2週後と6週後の下顎顎堤の写真(別冊No.12A、B )を別に示す。

下顎義歯への対応として正しいのはどれか。2つ選べ。

a 2週後までは義歯を装着しない。
b 粘膜調整材を抜歯窩に適合させる。
c 6週後も粘膜面の調整が必要である。
d 抜歯直後に硬質材料によるリラインを行う。
e 顎堤形態の変化に合わせて粘膜面の調整を繰り返す。

抜歯2週後と6週後の下顎顎堤の写真

正解:CE
正答率:87.7%
問題番号:115C-51

75歳の男性。食事中の上顎義歯による口蓋部の痛みを主訴として来院した。
使用中の義歯は5年前に装着したという。
診察と検査の結果、義歯を新製することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.16)を別に示す。

疼痛に対する処置を行う時期はどれか。3つ選べ。

a 粘膜調整時
b 咬合床製作時
c 人工歯排列時
d ろう義歯試適時
e 個人トレー製作時

口腔内写真

正解:ABE
正答率:62.9%
問題番号:115C-54

60歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。
3年前に下顎義歯を装着したが、1か月前から義歯の遠心側が食事中に浮き上がるようになったという。
O*は保存不可能と診断して抜歯し、抜歯窩治癒後に義歯を新製することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.18A)と下顎義歯の写真(別冊No.18B)を別に示す。

新義歯製作にあたり旧義歯から改善すべきなのはどれか。3つ選べ。

a ラビアルバーの追加
b L*近心咬合面レストの付与
c 下顎前歯部へのスパーの付与
d -K維持腕のワイヤーへの変更
e M*遠心隣接面ガイドプレーンの付与

口腔内写真と下顎義歯の写真

正解:BCE
正答率:68.4%

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