過去問題目次
58歳の女性。左側の上顎義歯の圧迫感による咀嚼不全を主訴として来院した。
上顎左側犬歯から第二小臼歯までの欠損に対し3年前に義歯を製作し、当初は問題なく使用していたという。
義歯装着時および非装着時における初診時の口腔内写真(別冊No.1A)と上顎義歯の写真(別冊No.1B)を別に示す。
上顎義歯に欠けているのはどれか。2つ選べ。
a 審美性
b 囲繞性
c 支持作用
d 拮抗作用
e 連結強度
66歳の男性。食事がしづらいことを主訴として来院した。
治療前の口腔内写真(別冊No.41A)、治療用義歯装着時の口腔内写真(別冊No.41B)及び補綴歯科治療終了後の口腔内写真(別冊No.41C)を別に示す。
治療用義歯の装着で改善できたのはどれか。2つ選べ。
a 咬合位
b 構音障害
c 咬合平面
d 審美障害
e 咀嚼障害
65歳の男性。左側の咀嚼困難を主訴として来院した。
上顎義歯は5年前に装着し特に問題なく使用していたが、2週前から急に嚙みにくくなり、3日前に義歯の左側小臼歯部が欠けたという。
下顎歯列はすべて天然歯で上顎残存歯にも特に異常は認められない。
義歯の写真(別冊No.46)を別に示す。
急に嚙みにくくなった原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 顎堤吸収
b 支台装置の変形
c 維持格子の破折
d 義歯の人工歯破折
e 義歯床レジンの劣化
56歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。
検査の結果、下顎義歯を製作することとした。
義歯未装着時と新義歯装着時の口腔内写真(別冊No.49A)と、義歯粘膜面観の写真(別冊No.49B)を別に示す。
ML.Lに装着されている支台装置の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 維持力が持続する。
b クラスプと比較して審美性が劣る。
c クラスプと比較して連結強度が劣る。
d 側方力に対して抵抗する形態である。
e 定期的に表面を研磨する必要がある。
60歳の女性。歯の欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。
部分床義歯の治療経過に伴う写真(別冊No.51)を別に示す。
治療の進行順で正しいのはどれか。1つ選べ。
a ア→イ→ウ
b ア→ウ→イ
c イ→ア→ウ
d イ→ウ→ア
e ウ→ア→イ
f ウ→イ→ア
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:109D-1 | 58歳の女性。左側の上顎義歯の圧迫感による咀嚼不全を主訴として来院した。 義歯装着時および非装着時における初診時の口腔内写真(別冊No.1A)と上顎義歯の写真(別冊No.1B)を別に示す。 a 審美性
正解:CE |
正答率:38.0% | |
問題番号:109D-41 | 66歳の男性。食事がしづらいことを主訴として来院した。 治療用義歯の装着で改善できたのはどれか。2つ選べ。 a 咬合位
正解:AE |
正答率:19.1% | |
問題番号:109D-46 | 65歳の男性。左側の咀嚼困難を主訴として来院した。 義歯の写真(別冊No.46)を別に示す。 a 顎堤吸収
正解:C |
正答率:22.8% | |
問題番号:109D-49 | 56歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。 義歯未装着時と新義歯装着時の口腔内写真(別冊No.49A)と、義歯粘膜面観の写真(別冊No.49B)を別に示す。 a 維持力が持続する。
正解:AD |
正答率:64.7% | |
問題番号:109D-52 | 60歳の女性。歯の欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。 治療の進行順で正しいのはどれか。1つ選べ。 a ア→イ→ウ
正解:F |
正答率:77.7% |