歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 口腔外科学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 117C-25

    右側顎下部の腫脹を主訴として来院した13歳男子の初診時の口腔外写真(別冊No.5A)とMRI T2強調像(別冊No.5B)を別に示す。

    本疾患の発症に関連するのはどれか。1つ選べ。

    a 顎下腺
    b 舌下腺
    c 顔面静脈
    d Wharton管
    e 顎下リンパ節

    初診時の口腔外写真とMRI T2強調像

    40.6%
  3. 117C-29

    腫瘍類似疾患はどれか。1つ選べ。

    a 神経鞘腫
    b 動静脈奇形
    c 粘液線維腫
    d セメント芽細胞腫
    e Langerhans細胞組織球症

    0.0%
  4. 117C-43

    過度の糖質制限で血中に増加するのはどれか。1つ選べ。

    a 尿酸
    b ケトン体
    c アルブミン
    d ビリルビン
    e コレステロール

    93.3%
  5. 117C-57

    上顎部分切除術が適応となるのはどれか。1つ選べ。

    a 口蓋隆起
    b 多形腺腫
    c エプーリス
    d 悪性リンパ腫
    e 歯原性粘液腫

    68.0%
  6. 117C-62

    20歳の男性。上顎左側大臼歯歯槽部の腫脹を主訴として来院した。

    3か月前から徐々に増大してきたという。同部に軽度の圧痛を認める。
    初診時の口腔内写真(別冊No.24A)、エックス線画像(別冊No.24B)、CT(別冊No.24C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.24D)を別に示す。

    適切な治療法はどれか。1つ選べ。

    a 摘出術
    b 切開排膿
    c 放射線治療
    d 上顎洞根治術
    e 上顎部分切除術

    口腔内写真、エックス線画像

    CT

    生検時のΗ-E染色病理組織像

    93.8%
  7. 117C-64

    甲状腺機能低下症の症状はどれか。3つ選べ。

    a 巨舌
    b 頻脈
    c 便秘
    d 低血圧
    e 体重減少

    49.4%
  8. 117C-68

    顎口腔領域の筋電図検査で診断できるのはどれか。1つ選べ。

    a サルコペニア
    b ブラキシズム
    c 口腔機能低下症
    d 睡眠時無呼吸症
    e 慢性閉塞性肺疾患

    68.0%
  9. 117C-70

    16歳の女子。あごの歪みを主訴として来院した。

    幼少時から自覚し、徐々に増悪しているという。6歳時に小耳症に対して耳介形成術を受けた。
    交叉咬合を認める。初診時のエックス線画像(別冊No.29A)と3D-CT(別冊No.29B)を別に示す。

    考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a Apert症候群
    b Crouzon症候群
    c 基底細胞母斑症候群
    d 第一第二鰓弓症候群
    e McCune-Albright 症候群

    初診時のエックス線画像と3D-CT

    99.5%
  10. 117C-72

    Ramsay Hunt症候群でみられるのはどれか。2つ選べ。

    a 嗄声
    b 難聴
    c 舌運動障害
    d オトガイ部水疱
    e 顔面表情筋麻痺

    89.1%
  11. 117C-87

    27歳の女性。上下顎前突を主訴として来院した。

    顎変形症と診断され、術前矯正治療が終了し、上下顎の顎矯正手術を行った。
    手術前後のパノラマエックス線画像(別冊No.40A)と側面頭部エックス線規格写真(別冊No.40B)を別に示す。

    手術名の略語を示す。

    手術名の略語

    実施した術式の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

       上顎               下顎
    a LFⅠ ――――――――――――― IVRO
    b LFⅠ ――――――――――――― SSRO
    c 前歯部歯槽骨切り術―――――――IVRO
    d LFⅠ+前歯部歯槽骨切り術――――IVRO
    e LFⅠ+前歯部歯槽骨切り術――――SSRO

    手術前後のパノラマエックス線画像

    側面頭部エックス線規格写真

    64.6%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:117C-25

右側顎下部の腫脹を主訴として来院した13歳男子の初診時の口腔外写真(別冊No.5A)とMRI T2強調像(別冊No.5B)を別に示す。

本疾患の発症に関連するのはどれか。1つ選べ。

a 顎下腺
b 舌下腺
c 顔面静脈
d Wharton管
e 顎下リンパ節

初診時の口腔外写真とMRI T2強調像

正解:B
正答率:40.6%
問題番号:117C-29

腫瘍類似疾患はどれか。1つ選べ。

a 神経鞘腫
b 動静脈奇形
c 粘液線維腫
d セメント芽細胞腫
e Langerhans細胞組織球症

正解:(解答なし)
正答率:0.0%
問題番号:117C-43

過度の糖質制限で血中に増加するのはどれか。1つ選べ。

a 尿酸
b ケトン体
c アルブミン
d ビリルビン
e コレステロール

正解:B
正答率:93.3%
問題番号:117C-57

上顎部分切除術が適応となるのはどれか。1つ選べ。

a 口蓋隆起
b 多形腺腫
c エプーリス
d 悪性リンパ腫
e 歯原性粘液腫

正解:E
正答率:68.0%
問題番号:117C-62

20歳の男性。上顎左側大臼歯歯槽部の腫脹を主訴として来院した。

3か月前から徐々に増大してきたという。同部に軽度の圧痛を認める。
初診時の口腔内写真(別冊No.24A)、エックス線画像(別冊No.24B)、CT(別冊No.24C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.24D)を別に示す。

適切な治療法はどれか。1つ選べ。

a 摘出術
b 切開排膿
c 放射線治療
d 上顎洞根治術
e 上顎部分切除術

口腔内写真、エックス線画像

CT

生検時のΗ-E染色病理組織像

正解:A
正答率:93.8%
問題番号:117C-64

甲状腺機能低下症の症状はどれか。3つ選べ。

a 巨舌
b 頻脈
c 便秘
d 低血圧
e 体重減少

正解:ACD
正答率:49.4%
問題番号:117C-68

顎口腔領域の筋電図検査で診断できるのはどれか。1つ選べ。

a サルコペニア
b ブラキシズム
c 口腔機能低下症
d 睡眠時無呼吸症
e 慢性閉塞性肺疾患

正解:B
正答率:68.0%
問題番号:117C-70

16歳の女子。あごの歪みを主訴として来院した。

幼少時から自覚し、徐々に増悪しているという。6歳時に小耳症に対して耳介形成術を受けた。
交叉咬合を認める。初診時のエックス線画像(別冊No.29A)と3D-CT(別冊No.29B)を別に示す。

考えられるのはどれか。1つ選べ。

a Apert症候群
b Crouzon症候群
c 基底細胞母斑症候群
d 第一第二鰓弓症候群
e McCune-Albright 症候群

初診時のエックス線画像と3D-CT

正解:D
正答率:99.5%
問題番号:117C-72

Ramsay Hunt症候群でみられるのはどれか。2つ選べ。

a 嗄声
b 難聴
c 舌運動障害
d オトガイ部水疱
e 顔面表情筋麻痺

正解:BE
正答率:89.1%
問題番号:117C-87

27歳の女性。上下顎前突を主訴として来院した。

顎変形症と診断され、術前矯正治療が終了し、上下顎の顎矯正手術を行った。
手術前後のパノラマエックス線画像(別冊No.40A)と側面頭部エックス線規格写真(別冊No.40B)を別に示す。

手術名の略語を示す。

手術名の略語

実施した術式の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

   上顎               下顎
a LFⅠ ――――――――――――― IVRO
b LFⅠ ――――――――――――― SSRO
c 前歯部歯槽骨切り術―――――――IVRO
d LFⅠ+前歯部歯槽骨切り術――――IVRO
e LFⅠ+前歯部歯槽骨切り術――――SSRO

手術前後のパノラマエックス線画像

側面頭部エックス線規格写真

正解:E
正答率:64.6%

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