歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 口腔外科学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 117B-26

    56歳の男性。睡眠時無呼吸症の診断のもと、内科から口腔内装置製作を依頼されて来院した。製作した装置の写真(別冊No.5A)と装着時の口腔内写真(別冊 No.5B)を別に示す。

    この装置の使用で期待できるのはどれか。1つ選べ。

    a 顎関節の安静
    b 喉頭口の狭窄
    c 舌の前方移動
    d 鼻呼吸流量の低下
    e 肺コンプライアンスの増大

    製作した装置の写真と装着時の口腔内写真

    86.1%
  3. 117B-28

    81歳の女性。オトガイ部の腫脹を主訴として来院した。

    5年前から乳癌の治療を受けており、ある薬剤が長期投与されているという。

    初診時のエックス線画像(別冊No.7A)、CT(別冊No.7B)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.7C) を別に示す。

    病変の誘因と考えられるのはどれか。2つ選べ。

    a デノスマブ
    b シスプラチン
    c パクリタキセル
    d フルオロウラシル
    e アレンドロン酸ナトリウム水和物

    初診時のエックス線画像

    CT及び生検時のΗ-E染色病理組織像

    89.8%
  4. 117B-55

    14歳の男子。下顎左側臼歯部の歯肉の腫脹を主訴として来院した。

    3か月前から自覚していたが、徐々に増大してきたという。
    初診時の口腔内写真(別冊No.17A)、エックス線画像(別冊No.17B)、CT(別冊No.17C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.17D)を別に示す。

    診断名はどれか。1つ選べ。

    a 顎骨中心性癌
    b 歯原性線維腫
    c 歯原性粘液腫
    d エナメル上皮腫
    e 歯原性角化囊胞

    初診時の口腔内写真、エックス線画像

    CT及び生検時のΗ-E染色病理組織像

    84.5%
  5. 117B-59

    79歳の女性。舌の違和感を主訴として来院した。

    尿路感染のため内科にて1週間抗菌薬投与を受けた後、症状が出現したという。
    肝硬変、骨粗鬆症の既往があり、ビスホスホネート製剤を服用している。
    初診時の口腔内写真(別冊No.19)を別に示す。

    この病変の誘因と考えられるのはどれか。2つ選べ。

    a 菌交代現象
    b ウイルス感染
    c 肝機能の低下
    d 骨密度の低下
    e 唾液量の減少

    口腔内写真

    42.7%
  6. 117B-64

    口唇形成術を予定した生後3か月の男児の顔貌写真(別冊No.22)を別に示す。切開線の設計の際に基準点になるのはどれか。3つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    口唇形成術を予定した生後3か月の男児の顔貌写真

    0.0%
  7. 117B-76

    高口蓋を呈するのはどれか。3つ選べ。

    a Down症候群
    b Turner症候群
    c Crouzon症候群
    d Klinefelter症候群
    e Papillon-Lefèvre症候群

    66.5%
  8. 117B-80

    人工弁置換術を受けた患者の抜歯後に注意すべき症状はどれか。3つ選べ。

    a 喘鳴
    b 発熱
    c 倦怠感
    d けいれん
    e 呼吸困難

    52.9%
  9. 117B-83

    28歳の女性。開口困難を主訴として来院した。

    2年前から左側顎関節部の疼痛を自覚し、近医でスプリント療法を受けていたが、開口量が2横指まで減少してきたという。
    初診時のエックス線画像(別冊No.30A)、左側顎関節部のCT(別冊No.30B)、MRI(別冊No.30C)及び切除物のΗ-E染色病理組織像(別冊No.30D) を別に示す。

    診断名はどれか。1つ選べ。

    a 骨腫
    b 骨肉腫
    c 変形性顎関節症
    d 滑膜性骨軟骨腫症
    e リウマチ性顎関節炎

    初診時のエックス線画像、左側顎関節部のCT

    MRI及び切除物のΗ-E染色病理組織像

    76.9%
  10. 117B-84

    認知症の周辺症状はどれか。2つ選べ。

    a 失語
    b 徘徊
    c 抑うつ
    d 記憶障害
    e 見当識障害

    95.8%
  11. 117B-89

    23歳の男性。上顎左側前歯部の疼痛を主訴として来院した。

    含歯性囊胞と診断し、埋伏過剰歯抜去・囊胞摘出術を行うこととした。
    初診時の口腔内写真(別冊 No.33A)、エックス線画像(別冊No.33B)及び手術に使用する器具の写真(別冊No.33C)を別に示す。

    器具を使用する順に並べよ。

    解答

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    初診時の口腔内写真、エックス線画像

    手術に使用する器具の写真

    93.9%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:117B-26

56歳の男性。睡眠時無呼吸症の診断のもと、内科から口腔内装置製作を依頼されて来院した。製作した装置の写真(別冊No.5A)と装着時の口腔内写真(別冊 No.5B)を別に示す。

この装置の使用で期待できるのはどれか。1つ選べ。

a 顎関節の安静
b 喉頭口の狭窄
c 舌の前方移動
d 鼻呼吸流量の低下
e 肺コンプライアンスの増大

製作した装置の写真と装着時の口腔内写真

正解:C
正答率:86.1%
問題番号:117B-28

81歳の女性。オトガイ部の腫脹を主訴として来院した。

5年前から乳癌の治療を受けており、ある薬剤が長期投与されているという。

初診時のエックス線画像(別冊No.7A)、CT(別冊No.7B)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.7C) を別に示す。

病変の誘因と考えられるのはどれか。2つ選べ。

a デノスマブ
b シスプラチン
c パクリタキセル
d フルオロウラシル
e アレンドロン酸ナトリウム水和物

初診時のエックス線画像

CT及び生検時のΗ-E染色病理組織像

正解:AE
正答率:89.8%
問題番号:117B-55

14歳の男子。下顎左側臼歯部の歯肉の腫脹を主訴として来院した。

3か月前から自覚していたが、徐々に増大してきたという。
初診時の口腔内写真(別冊No.17A)、エックス線画像(別冊No.17B)、CT(別冊No.17C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.17D)を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。

a 顎骨中心性癌
b 歯原性線維腫
c 歯原性粘液腫
d エナメル上皮腫
e 歯原性角化囊胞

初診時の口腔内写真、エックス線画像

CT及び生検時のΗ-E染色病理組織像

正解:D
正答率:84.5%
問題番号:117B-59

79歳の女性。舌の違和感を主訴として来院した。

尿路感染のため内科にて1週間抗菌薬投与を受けた後、症状が出現したという。
肝硬変、骨粗鬆症の既往があり、ビスホスホネート製剤を服用している。
初診時の口腔内写真(別冊No.19)を別に示す。

この病変の誘因と考えられるのはどれか。2つ選べ。

a 菌交代現象
b ウイルス感染
c 肝機能の低下
d 骨密度の低下
e 唾液量の減少

口腔内写真

正解:AE
正答率:42.7%
問題番号:117B-64

口唇形成術を予定した生後3か月の男児の顔貌写真(別冊No.22)を別に示す。切開線の設計の際に基準点になるのはどれか。3つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

口唇形成術を予定した生後3か月の男児の顔貌写真

正解:(解答なし)
正答率:0.0%
問題番号:117B-76

高口蓋を呈するのはどれか。3つ選べ。

a Down症候群
b Turner症候群
c Crouzon症候群
d Klinefelter症候群
e Papillon-Lefèvre症候群

正解:ABC
正答率:66.5%
問題番号:117B-80

人工弁置換術を受けた患者の抜歯後に注意すべき症状はどれか。3つ選べ。

a 喘鳴
b 発熱
c 倦怠感
d けいれん
e 呼吸困難

正解:BCE
正答率:52.9%
問題番号:117B-83

28歳の女性。開口困難を主訴として来院した。

2年前から左側顎関節部の疼痛を自覚し、近医でスプリント療法を受けていたが、開口量が2横指まで減少してきたという。
初診時のエックス線画像(別冊No.30A)、左側顎関節部のCT(別冊No.30B)、MRI(別冊No.30C)及び切除物のΗ-E染色病理組織像(別冊No.30D) を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。

a 骨腫
b 骨肉腫
c 変形性顎関節症
d 滑膜性骨軟骨腫症
e リウマチ性顎関節炎

初診時のエックス線画像、左側顎関節部のCT

MRI及び切除物のΗ-E染色病理組織像

正解:D
正答率:76.9%
問題番号:117B-84

認知症の周辺症状はどれか。2つ選べ。

a 失語
b 徘徊
c 抑うつ
d 記憶障害
e 見当識障害

正解:BC
正答率:95.8%
問題番号:117B-89

23歳の男性。上顎左側前歯部の疼痛を主訴として来院した。

含歯性囊胞と診断し、埋伏過剰歯抜去・囊胞摘出術を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊 No.33A)、エックス線画像(別冊No.33B)及び手術に使用する器具の写真(別冊No.33C)を別に示す。

器具を使用する順に並べよ。

解答

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

初診時の口腔内写真、エックス線画像

手術に使用する器具の写真

正解:DBEAC
正答率:93.9%

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