過去問題目次
褥瘡性潰瘍の特徴はどれか。1つ選べ。
a 紅暈
b 接触痛
c 穿掘性
d 退色性
e 易出血性
新生児の顔面写真(別冊No.5)を別に示す。
この疾患の発生に関連するのはどれか。1つ選べ。
a 上顎突起と下顎突起
b 上顎突起と前頭隆起
c 上顎突起と内側鼻突起
d 前頭隆起と内側鼻突起
e 外側鼻突起と内側鼻突起
転倒により生じた2歳男児の舌の裂創に対して、全身麻酔下に縫合処置を行うこととした。
用いる縫合糸の材質で適切なのはどれか。1つ選べ。
a シルク
b ナイロン
c ポリエステル
d ポリプロピレン
e ポリグリコール酸
40歳の女性。左側頰部の疼痛を主訴として来院した。
1週前に自転車で転倒し、顔面を強打したという。
同部の腫脹と知覚鈍麻を認め、開口量は20mmである。初診時のエックス線画像(別冊No.11A)、CT(別冊No.11B)及び3D-CT(別冊No.11C)を別に示す。
知覚鈍麻の直接的原因と考えられる骨折線はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
肝機能障害に伴って低下するのはどれか。1つ選べ。
a Alb
b ALP
c ALT
d AST
e γ-GTP
24歳の女性。頰粘膜の異常を主訴として来院した。
6か月前から気付いていたが、疼痛がないためそのままにしていたところ、最近になり自覚するようになったという。
1年前から気管支喘息のため副腎皮質ステロイド吸入薬を使用している。
初診時の口腔内写真(別冊No.17A)、Η-E染色病理組織像(別冊No.17B)及びGrocott染色病理組織像(別冊No.17C)を別に示す。
治療に用いるのはどれか。1つ選べ。
a アスピリン
b アシクロビル
c リファンピシン
d ミコナゾール硝酸塩
e ミノサイクリン塩酸塩
舌乳頭萎縮の原因となるのはどれか。2つ選べ。
a 悪性貧血
b Addison病
c クレチン病
d 口腔乾燥症
e Basedow病
65歳の男性。右側顎下部の腫脹を主訴として来院した。
2年前から同部の腫脹と消退を繰り返していたがそのままにしていたという。
腫脹部は限局性で、軽度の圧痛を認める。
初診時のエックス線画像(別冊No.22A)とCT(別冊No.22B、C)を別に示す。
手術に際し切開するのはどれか。1つ選べ。
a 広頸筋
b 舌下腺
c 顎舌骨筋
d Stensen管
e Wharton管
我が国において全がん罹患率に占める口腔がんの割合はどれか。1つ選べ。
a 0.1〜0.3%
b 1〜3%
c 5〜7%
d 9 〜17%
e 20〜25%
食事の際の軽度のむせと運動能力の低下を自覚している高齢者に行うのはどれか。3つ選べ。
a 舌圧検査
b 咬合力検査
c ポリソムノグラフィ
d 頭部エックス線規格撮影
e オーラルディアドコキネシス
8歳の女児。マウスガードの製作を希望して来院した。バスケットボールの部活動に参加しているという。
口腔内写真(別冊No.26A、C)とエックス線画像(別冊 No.26B)を別に示す。
製作時にブロックアウト<リリーフ>すべき歯はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
顔面神経の末梢枝と損傷時の症状の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 頸枝―――――――味覚障害
b 頰筋枝――――――鼻唇溝の消失
c 頰骨枝――――――前額の皺消失
d 側頭枝――――――閉口障害
e 下顎縁枝―――――口唇閉鎖不全
80歳の女性。歯肉からの出血を主訴として来院した。
1週前から症状を自覚しているという。
現在、強い全身倦怠感を自覚し、体温は37.9℃である。初診時の口腔内写真(別冊No.29)を別に示す。
血液検査結果を表に示す。
適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 抗菌薬の投与
b 口腔清掃指導
c スケーリング
d 止血剤の全身投与
e 内科主治医への対診
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:117A-21 | 褥瘡性潰瘍の特徴はどれか。1つ選べ。 a 紅暈
正解:B |
正答率:84.2% | |
問題番号:117A-24 | 新生児の顔面写真(別冊No.5)を別に示す。 a 上顎突起と下顎突起
正解:C |
正答率:85.0% | |
問題番号:117A-32 | 転倒により生じた2歳男児の舌の裂創に対して、全身麻酔下に縫合処置を行うこととした。 a シルク
正解:E |
正答率:76.1% | |
問題番号:117A-35 | 40歳の女性。左側頰部の疼痛を主訴として来院した。 1週前に自転車で転倒し、顔面を強打したという。 知覚鈍麻の直接的原因と考えられる骨折線はどれか。1つ選べ。 a ア
正解:E |
正答率:73.9% | |
問題番号:117A-46 | 肝機能障害に伴って低下するのはどれか。1つ選べ。 a Alb
正解:A |
正答率:92.4% | |
問題番号:117A-47 | 24歳の女性。頰粘膜の異常を主訴として来院した。 6か月前から気付いていたが、疼痛がないためそのままにしていたところ、最近になり自覚するようになったという。 初診時の口腔内写真(別冊No.17A)、Η-E染色病理組織像(別冊No.17B)及びGrocott染色病理組織像(別冊No.17C)を別に示す。 治療に用いるのはどれか。1つ選べ。 a アスピリン
正解:D |
正答率:96.9% | |
問題番号:117A-52 | 舌乳頭萎縮の原因となるのはどれか。2つ選べ。 a 悪性貧血
正解:AD |
正答率:96.4% | |
問題番号:117A-58 | 65歳の男性。右側顎下部の腫脹を主訴として来院した。 2年前から同部の腫脹と消退を繰り返していたがそのままにしていたという。 初診時のエックス線画像(別冊No.22A)とCT(別冊No.22B、C)を別に示す。 手術に際し切開するのはどれか。1つ選べ。 a 広頸筋
正解:E |
正答率:59.2% | |
問題番号:117A-61 | 我が国において全がん罹患率に占める口腔がんの割合はどれか。1つ選べ。 a 0.1〜0.3%
正解:B |
正答率:71.9% | |
問題番号:117A-67 | 食事の際の軽度のむせと運動能力の低下を自覚している高齢者に行うのはどれか。3つ選べ。 a 舌圧検査
正解:ABE |
正答率:89.2% | |
問題番号:117A-71 | 8歳の女児。マウスガードの製作を希望して来院した。バスケットボールの部活動に参加しているという。 口腔内写真(別冊No.26A、C)とエックス線画像(別冊 No.26B)を別に示す。 製作時にブロックアウト<リリーフ>すべき歯はどれか。1つ選べ。 a ア
正解:C |
正答率:63.2% | |
問題番号:117A-76 | 顔面神経の末梢枝と損傷時の症状の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 a 頸枝―――――――味覚障害
正解:BE |
正答率:73.5% | |
問題番号:117A-82 | 80歳の女性。歯肉からの出血を主訴として来院した。 1週前から症状を自覚しているという。 血液検査結果を表に示す。 適切な対応はどれか。1つ選べ。 a 抗菌薬の投与
正解:E |
正答率:93.5% |