過去問題目次
内分泌検査で血中コルチゾールが低値を示すのはどれか。1つ選べ。
a 褐色細胞腫
b クレチン病
c 1型糖尿病
d Addison 病
e アクロメガリー
舌の違和感を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No.6A)、生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.6B)及びCongo-Red染色病理組織像(別冊No.6C) を別に示す。
診断名はどれか。1つ選べ。
a 白板症
b 尋常性天疱瘡
c 正中菱形舌炎
d 口腔カンジダ症
e アミロイドーシス
咀嚼能力を客観的に評価する検査はどれか。2つ選べ。
a OHIP
b 篩分法
c フードテスト
d 食品摂取アンケート
e グルコース溶出量測定
脂質代謝の指標となる検査項目はどれか。1つ選べ。
a ALT
b HbAlc
c フェリチン
d クレアチニン
e トリグリセリド
43歳の男性。右側舌縁部の疼痛を主訴として来院した。
1か月前から気になっていたがそのままにしていたという。
右側舌縁に13×13 mm大の病変を認め、頸部リンパ節に異常は認められない。
初診時の口腔内写真(別冊No.9A)、MRI(別冊No.9B)、舌の口腔内超音波画像(別冊No.9C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.9D)を別に示す。
適切な治療法はどれか。1つ選べ。
a 重粒子線治療
b 舌半側切除術
c 舌部分切除術
d レーザー照射
e 5-FU軟膏塗布
39歳の女性。口蓋の腫瘤を主訴として来院した。
かかりつけ歯科医で指摘されたという。
触診では弾性軟で、圧痛はない 初診時の口腔内写真(別冊No.13A)、造影CT(別冊No.13B)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.13C)を別に示す。
診断名はどれか。1つ選べ。
a 線維腫
b 多形腺腫
c 粘表皮癌
d 腺様囊胞癌
e 壊死性唾液腺化生
意欲低下や無関心といった性格変化や、自己中心的で短絡的な行動異常を特徴とするのはどれか。1つ選べ。
a Parkinson 病
b Alzheimer 病
c 脳血管性認知症
d 前頭側頭型認知症
e Lewy小体型認知症
口腔乾燥の原因とその機序の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 糖尿病──────────ムチンの分泌亢進
b 慢性GVHD────────唾液腺の萎縮
c 精神的緊張────────副交感神経優位
d 抗うつ薬服用───────ムスカリン受容体拮抗
e Sjögren症候群──────Stensen管の消失
疾患と出血傾向の原因の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
a Osler 病───────────ビタミンC欠乏
b 血友病A───────────第Ⅸ因子欠乏
c 再生不良性貧血────────血小板減少
d von Willebrand 病──────第X因子欠乏
e Schönlein-Henoch 紫斑病───ビタミンK欠乏
上顎腫瘍切除後、左側口蓋部の広範欠損を有する患者の口腔内写真(別冊No.20A)、ある装置の粘膜面観の写真(別冊No.20B)及び装置装着後の口腔内写真(別冊No.20C)を別に示す。
この装置により改善されるのはどれか。3つ選べ。
a 嚥下
b 構音
c 開口量
d 鼻咽腔閉鎖
e 開閉口運動路
悪性リンパ腫に対して行われるのはどれか。3つ選べ。
a 化学療法
b 頸部郭清術
c 放射線療法
d 高気圧酸素療法
e 造血幹細胞移植
両側の下顎骨関節突起骨折により生じるのはどれか。2つ選べ。
a 前歯部開咬
b 機能性下顎前突
c 前歯部交叉咬合
d 臼歯部の早期接触
e 下顎骨の前上方回転
23歳の女性。下顎左側大臼歯部の疼痛を主訴として来院した。
智歯周囲炎と診断し、抜歯することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.34A)、エックス線画像(別冊No.34B)及び抜歯に使用する器具の写真(別冊No.34C)を別に示す。
粘膜骨膜切開後に用いる器具を使用順に並べよ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:115C-22 | 内分泌検査で血中コルチゾールが低値を示すのはどれか。1つ選べ。 a 褐色細胞腫
正解:D |
正答率:89.2% | |
問題番号:115C-30 | 舌の違和感を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No.6A)、生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.6B)及びCongo-Red染色病理組織像(別冊No.6C) を別に示す。 診断名はどれか。1つ選べ。 a 白板症
正解:E |
正答率:85.2% | |
問題番号:115C-34 | 咀嚼能力を客観的に評価する検査はどれか。2つ選べ。 a OHIP
正解:BE |
正答率:93.6% | |
問題番号:115C-36 | 脂質代謝の指標となる検査項目はどれか。1つ選べ。 a ALT
正解:E |
正答率:98.4% | |
問題番号:115C-37 | 43歳の男性。右側舌縁部の疼痛を主訴として来院した。 適切な治療法はどれか。1つ選べ。 a 重粒子線治療
正解:C |
正答率:79.4% | |
問題番号:115C-42 | 39歳の女性。口蓋の腫瘤を主訴として来院した。 診断名はどれか。1つ選べ。 a 線維腫
正解:B |
正答率:68.9% | |
問題番号:115C-43 | 意欲低下や無関心といった性格変化や、自己中心的で短絡的な行動異常を特徴とするのはどれか。1つ選べ。 a Parkinson 病
正解:D |
正答率:64.6% | |
問題番号:115C-46 | 口腔乾燥の原因とその機序の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 a 糖尿病──────────ムチンの分泌亢進
正解:BD |
正答率:73.1% | |
問題番号:115C-52 | 疾患と出血傾向の原因の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。 a Osler 病───────────ビタミンC欠乏
正解:C |
正答率:84.7% | |
問題番号:115C-58 | 上顎腫瘍切除後、左側口蓋部の広範欠損を有する患者の口腔内写真(別冊No.20A)、ある装置の粘膜面観の写真(別冊No.20B)及び装置装着後の口腔内写真(別冊No.20C)を別に示す。 この装置により改善されるのはどれか。3つ選べ。 a 嚥下
正解:ABD |
正答率:85.0% | |
問題番号:115C-67 | 悪性リンパ腫に対して行われるのはどれか。3つ選べ。 a 化学療法
正解:ACE |
正答率:46.6% | |
問題番号:115C-81 | 両側の下顎骨関節突起骨折により生じるのはどれか。2つ選べ。 a 前歯部開咬
正解:AD |
正答率:81.9% | |
問題番号:115C-89 | 23歳の女性。下顎左側大臼歯部の疼痛を主訴として来院した。 粘膜骨膜切開後に用いる器具を使用順に並べよ。 a ア
正解:CAEBD |
正答率:65.4% |