歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 口腔外科学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 115C-22

    内分泌検査で血中コルチゾールが低値を示すのはどれか。1つ選べ。

    a 褐色細胞腫
    b クレチン病
    c 1型糖尿病
    d Addison 病
    e アクロメガリー

    89.2%
  3. 115C-30

    舌の違和感を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No.6A)、生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.6B)及びCongo-Red染色病理組織像(別冊No.6C) を別に示す。

    診断名はどれか。1つ選べ。

    a 白板症
    b 尋常性天疱瘡
    c 正中菱形舌炎
    d 口腔カンジダ症
    e アミロイドーシス

    口腔内写真、生検時のΗ-E染色病理組織像

    Congo-Red染色病理組織像

    85.2%
  4. 115C-34

    咀嚼能力を客観的に評価する検査はどれか。2つ選べ。

    a OHIP
    b 篩分法
    c フードテスト
    d 食品摂取アンケート
    e グルコース溶出量測定

     

    93.6%
  5. 115C-36

    脂質代謝の指標となる検査項目はどれか。1つ選べ。

    a ALT
    b HbAlc
    c フェリチン
    d クレアチニン
    e トリグリセリド

    98.4%
  6. 115C-37

    43歳の男性。右側舌縁部の疼痛を主訴として来院した。
    1か月前から気になっていたがそのままにしていたという。
    右側舌縁に13×13 mm大の病変を認め、頸部リンパ節に異常は認められない。
    初診時の口腔内写真(別冊No.9A)、MRI(別冊No.9B)、舌の口腔内超音波画像(別冊No.9C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.9D)を別に示す。

    適切な治療法はどれか。1つ選べ。

    a 重粒子線治療
    b 舌半側切除術
    c 舌部分切除術
    d レーザー照射
    e 5-FU軟膏塗布

    口腔内写真、MRI

    舌の口腔内超音波画像及び生検時のΗ-E染色病理組織像

    79.4%
  7. 115C-42

    39歳の女性。口蓋の腫瘤を主訴として来院した。
    かかりつけ歯科医で指摘されたという。
    触診では弾性軟で、圧痛はない 初診時の口腔内写真(別冊No.13A)、造影CT(別冊No.13B)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.13C)を別に示す。

    診断名はどれか。1つ選べ。

    a 線維腫
    b 多形腺腫
    c 粘表皮癌
    d 腺様囊胞癌
    e 壊死性唾液腺化生

    口腔内写真、造影CT

    生検時のΗ-E染色病理組織像

    68.9%
  8. 115C-43

    意欲低下や無関心といった性格変化や、自己中心的で短絡的な行動異常を特徴とするのはどれか。1つ選べ。

    a Parkinson 病
    b Alzheimer 病
    c 脳血管性認知症
    d 前頭側頭型認知症
    e Lewy小体型認知症

    64.6%
  9. 115C-46

    口腔乾燥の原因とその機序の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

    a 糖尿病──────────ムチンの分泌亢進
    b 慢性GVHD────────唾液腺の萎縮
    c 精神的緊張────────副交感神経優位
    d 抗うつ薬服用───────ムスカリン受容体拮抗
    e Sjögren症候群──────Stensen管の消失

    73.1%
  10. 115C-52

    疾患と出血傾向の原因の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

    a Osler 病───────────ビタミンC欠乏
    b 血友病A───────────第Ⅸ因子欠乏
    c 再生不良性貧血────────血小板減少
    d von Willebrand 病──────第X因子欠乏
    e Schönlein-Henoch 紫斑病───ビタミンK欠乏

    84.7%
  11. 115C-58

    上顎腫瘍切除後、左側口蓋部の広範欠損を有する患者の口腔内写真(別冊No.20A)、ある装置の粘膜面観の写真(別冊No.20B)及び装置装着後の口腔内写真(別冊No.20C)を別に示す。

    この装置により改善されるのはどれか。3つ選べ。

    a 嚥下
    b 構音
    c 開口量
    d 鼻咽腔閉鎖
    e 開閉口運動路

    口腔内写真、ある装置の粘膜面観の写真、及び装置装着後の口腔内写真

    85.0%
  12. 115C-67

    悪性リンパ腫に対して行われるのはどれか。3つ選べ。

    a 化学療法
    b 頸部郭清術
    c 放射線療法
    d 高気圧酸素療法
    e 造血幹細胞移植

    46.6%
  13. 115C-81

    両側の下顎骨関節突起骨折により生じるのはどれか。2つ選べ。

    a 前歯部開咬
    b 機能性下顎前突
    c 前歯部交叉咬合
    d 臼歯部の早期接触
    e 下顎骨の前上方回転

    81.9%
  14. 115C-89

    23歳の女性。下顎左側大臼歯部の疼痛を主訴として来院した。
    智歯周囲炎と診断し、抜歯することとした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.34A)、エックス線画像(別冊No.34B)及び抜歯に使用する器具の写真(別冊No.34C)を別に示す。

    粘膜骨膜切開後に用いる器具を使用順に並べよ。

    解答

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    口腔内写真エックス線画像

    器具の写真

    65.4%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:115C-22

内分泌検査で血中コルチゾールが低値を示すのはどれか。1つ選べ。

a 褐色細胞腫
b クレチン病
c 1型糖尿病
d Addison 病
e アクロメガリー

正解:D
正答率:89.2%
問題番号:115C-30

舌の違和感を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No.6A)、生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.6B)及びCongo-Red染色病理組織像(別冊No.6C) を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。

a 白板症
b 尋常性天疱瘡
c 正中菱形舌炎
d 口腔カンジダ症
e アミロイドーシス

口腔内写真、生検時のΗ-E染色病理組織像

Congo-Red染色病理組織像

正解:E
正答率:85.2%
問題番号:115C-34

咀嚼能力を客観的に評価する検査はどれか。2つ選べ。

a OHIP
b 篩分法
c フードテスト
d 食品摂取アンケート
e グルコース溶出量測定

 

正解:BE
正答率:93.6%
問題番号:115C-36

脂質代謝の指標となる検査項目はどれか。1つ選べ。

a ALT
b HbAlc
c フェリチン
d クレアチニン
e トリグリセリド

正解:E
正答率:98.4%
問題番号:115C-37

43歳の男性。右側舌縁部の疼痛を主訴として来院した。
1か月前から気になっていたがそのままにしていたという。
右側舌縁に13×13 mm大の病変を認め、頸部リンパ節に異常は認められない。
初診時の口腔内写真(別冊No.9A)、MRI(別冊No.9B)、舌の口腔内超音波画像(別冊No.9C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.9D)を別に示す。

適切な治療法はどれか。1つ選べ。

a 重粒子線治療
b 舌半側切除術
c 舌部分切除術
d レーザー照射
e 5-FU軟膏塗布

口腔内写真、MRI

舌の口腔内超音波画像及び生検時のΗ-E染色病理組織像

正解:C
正答率:79.4%
問題番号:115C-42

39歳の女性。口蓋の腫瘤を主訴として来院した。
かかりつけ歯科医で指摘されたという。
触診では弾性軟で、圧痛はない 初診時の口腔内写真(別冊No.13A)、造影CT(別冊No.13B)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.13C)を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。

a 線維腫
b 多形腺腫
c 粘表皮癌
d 腺様囊胞癌
e 壊死性唾液腺化生

口腔内写真、造影CT

生検時のΗ-E染色病理組織像

正解:B
正答率:68.9%
問題番号:115C-43

意欲低下や無関心といった性格変化や、自己中心的で短絡的な行動異常を特徴とするのはどれか。1つ選べ。

a Parkinson 病
b Alzheimer 病
c 脳血管性認知症
d 前頭側頭型認知症
e Lewy小体型認知症

正解:D
正答率:64.6%
問題番号:115C-46

口腔乾燥の原因とその機序の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

a 糖尿病──────────ムチンの分泌亢進
b 慢性GVHD────────唾液腺の萎縮
c 精神的緊張────────副交感神経優位
d 抗うつ薬服用───────ムスカリン受容体拮抗
e Sjögren症候群──────Stensen管の消失

正解:BD
正答率:73.1%
問題番号:115C-52

疾患と出血傾向の原因の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

a Osler 病───────────ビタミンC欠乏
b 血友病A───────────第Ⅸ因子欠乏
c 再生不良性貧血────────血小板減少
d von Willebrand 病──────第X因子欠乏
e Schönlein-Henoch 紫斑病───ビタミンK欠乏

正解:C
正答率:84.7%
問題番号:115C-58

上顎腫瘍切除後、左側口蓋部の広範欠損を有する患者の口腔内写真(別冊No.20A)、ある装置の粘膜面観の写真(別冊No.20B)及び装置装着後の口腔内写真(別冊No.20C)を別に示す。

この装置により改善されるのはどれか。3つ選べ。

a 嚥下
b 構音
c 開口量
d 鼻咽腔閉鎖
e 開閉口運動路

口腔内写真、ある装置の粘膜面観の写真、及び装置装着後の口腔内写真

正解:ABD
正答率:85.0%
問題番号:115C-67

悪性リンパ腫に対して行われるのはどれか。3つ選べ。

a 化学療法
b 頸部郭清術
c 放射線療法
d 高気圧酸素療法
e 造血幹細胞移植

正解:ACE
正答率:46.6%
問題番号:115C-81

両側の下顎骨関節突起骨折により生じるのはどれか。2つ選べ。

a 前歯部開咬
b 機能性下顎前突
c 前歯部交叉咬合
d 臼歯部の早期接触
e 下顎骨の前上方回転

正解:AD
正答率:81.9%
問題番号:115C-89

23歳の女性。下顎左側大臼歯部の疼痛を主訴として来院した。
智歯周囲炎と診断し、抜歯することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.34A)、エックス線画像(別冊No.34B)及び抜歯に使用する器具の写真(別冊No.34C)を別に示す。

粘膜骨膜切開後に用いる器具を使用順に並べよ。

解答

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

口腔内写真エックス線画像

器具の写真

正解:CAEBD
正答率:65.4%

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