過去問題目次
75歳の女性。5年前に製作した下顎のインプラントオーバーデンチャーが外れやすくなったことを主訴として来院した。
検査の結果、咬合状態には問題を認めなかった。
患者の口腔内写真(別冊No.5A)、使用中の義歯粘膜面の写真(別冊No.5B)及びエックス線画像(別冊No.5C)を別に示す。
適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 新義歯の製作
b 粘膜面の調整
c アタッチメントの交換
d 固定性補綴装置の製作
e インプラントの追加埋入
インプラントオーバーデンチャーに用いる維持装置のうち、バーアタッチメントと比較した磁性アタッチメントの利点はどれか。3つ選べ。
a 良好な清掃性
b 維持力の恒常性
c 一次固定の効果
d 小スペースでの設置
e 側方力への大きな抵抗性
58歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。
診察の結果、上顎左側欠損部にインプラント義歯を製作することとした。
インプラント埋入手術のために製作した装置(別冊No.12A)と装置を用いた処置時の写真(別冊No.12B)を別に示す。
この装置の使用目的はどれか。2つ選べ。
a 開口の保持
b 熱傷の防止
c トルク値の設定
d 埋入位置の規定
e 上顎洞穿孔の防止
48歳の女性。上顎前歯部の審美不良を主訴として来院した。
診察の結果、固定性インプラント義歯による治療を行うこととした。
上部構造を装着する前(別冊No.31A、B)と装着後の口腔内写真(別冊No.31C)を別に示す。
矢印の処置の目的はどれか。1つ選べ。
a 適合調整
b 接着力の強化
c 平行性の確保
d アバットメントの強化
e 装着セメント迷入の防止
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:116D-27 |
75歳の女性。5年前に製作した下顎のインプラントオーバーデンチャーが外れやすくなったことを主訴として来院した。 適切な対応はどれか。1つ選べ。 a 新義歯の製作
正解:C
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正答率:66.3%
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問題番号:116D-34 |
インプラントオーバーデンチャーに用いる維持装置のうち、バーアタッチメントと比較した磁性アタッチメントの利点はどれか。3つ選べ。 a 良好な清掃性
正解:ABD
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正答率:87.4%
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問題番号:116D-44 |
58歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。 この装置の使用目的はどれか。2つ選べ。 a 開口の保持
正解:DE
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正答率:89.6%
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問題番号:116D-81 |
48歳の女性。上顎前歯部の審美不良を主訴として来院した。 矢印の処置の目的はどれか。1つ選べ。 a 適合調整
正解:E
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正答率:86.5%
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