歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯内療法学

問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:108B-9

55歳の男性。上顎左側第二小臼歯部の咬合時の違和感を主訴として来院した。
1年前から症状があったが痛みがなかったため放置していたという。
歯髄電気診の結果、生活反応は認められなかった。

初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線写真(別冊No.9B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部
*       :歯周ポケットの深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血

#Eに対してまず行うべき処置はどれか。1つ選べ。

a 抜歯
b 暫間固定
c 感染根管治療
d 抗菌薬の局所投与
e ルートプレーニング

口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線写真(別冊No.9B)

正解:C
正答率:85.2%
問題番号:108B-25

42歳の女性。歯周病のメインテナンスを希望して来院した。
定期検査のためエックス線写真を撮影したところ下顎右側第一大臼歯に異常を認めた。
N*に冷水痛や自発痛を自覚したことはないという。
N*は歯髄電気診と温度診に正常な反応を示し、探針による歯冠部と歯頸部の触診で異常は認められない。

来院時の口腔内写真(別冊No.25A)とエックス線写真(別冊No.25B)を別に示す。
N*の異常の原因で最も疑われるのはどれか。1つ選べ。

a 空胞変性
b 石灰変性
c 外部吸収
d 内部吸収
e 硝子様変性

口腔内写真(別冊No.25A)とエックス線写真(別冊No.25B)

正解:D
正答率:65.8%

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