歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯科放射線学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 109C-36

    国際放射線防護委員会の勧告で公衆の線量限度が設定されているのはどれか。2つ選べ。

    a 照射線量
    b 耐容線量
    c 吸収線量
    d 等価線量
    e 実効線量

    69.0%
  3. 109C-37

    顔面部のMRI脂肪抑制T2強調像(別冊No.6)を別に示す。

    矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

    a 扁桃
    b 骨髄
    c 神経節
    d 小唾液腺
    e リンパ節

    61.8%
  4. 109C-57

    15歳の男子。
    かかりつけ歯科医のエックス線検査で右側の下顎小臼歯部に異常を指摘され、精査を希望して来院した。
    自覚症状はないという。

    初診時のエックス線写真(別冊No.12A)とCT(別冊No.12B)を別に示す。
    疑われるのはどれか。1つ選べ。

    a 内骨症
    b 骨形成線維腫
    c 骨性異形成症
    d 線維性異形成症
    e 石灰化囊胞性歯原性腫瘍

    初診時のエックス線写真(別冊No.12A)とCT(別冊No.12B)

    57.6%
  5. 109C-75

    MRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.19)を別に示す。
    病理組織学的には腺様囊胞癌であった。

    腫瘍の発生組織はどれか。1つ選べ。

    a 頰腺
    b 口唇腺
    c 臼歯腺
    d 臼後腺
    e 耳下腺

    MRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.19)

    70.9%
  6. 109C-76

    口腔癌放射線治療の晩期障害はどれか。2つ選べ。

    a 口腔粘膜炎
    b 耳下腺腫脹
    c 下顎骨壊死
    d 口腔乾燥症
    e 放射線宿酔

    92.3%
  7. 109C-85

    口腔癌における術後照射の治療計画時の線量分布(別冊No.21A)、照射野の写真(別冊No.21B)及び治療装置の写真(別冊No.21C)を別に示す。

    治療法はどれか。1つ選べ。

    a 電子線照射
    b モールド照射
    c 低線量率組織内照射
    d 高線量率組織内照射
    e エックス線外部照射

    治療計画時の線量分布(別冊No.21A)、照射野の写真(別冊No.21B)

    治療装置の写真(別冊No.21C)

    43.4%
  8. 109C-117

    口腔領域悪性腫瘍の放射線治療の副作用と口腔管理で正しいのはどれか。1つ選べ。

    a 口腔乾燥は早期に回復する。
    b 照射野内の抜歯は照射後に行う。
    c 粘膜炎は照射期間中に消失する。
    d 顎骨壊死は照射直後から出現する。
    e 齲蝕は照射野外の歯にも多発する。

    90.8%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:109C-36

国際放射線防護委員会の勧告で公衆の線量限度が設定されているのはどれか。2つ選べ。

a 照射線量
b 耐容線量
c 吸収線量
d 等価線量
e 実効線量

正解:DE
正答率:69.0%
問題番号:109C-37

顔面部のMRI脂肪抑制T2強調像(別冊No.6)を別に示す。

矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

a 扁桃
b 骨髄
c 神経節
d 小唾液腺
e リンパ節

正解:D
正答率:61.8%
問題番号:109C-57

15歳の男子。
かかりつけ歯科医のエックス線検査で右側の下顎小臼歯部に異常を指摘され、精査を希望して来院した。
自覚症状はないという。

初診時のエックス線写真(別冊No.12A)とCT(別冊No.12B)を別に示す。
疑われるのはどれか。1つ選べ。

a 内骨症
b 骨形成線維腫
c 骨性異形成症
d 線維性異形成症
e 石灰化囊胞性歯原性腫瘍

初診時のエックス線写真(別冊No.12A)とCT(別冊No.12B)

正解:A
正答率:57.6%
問題番号:109C-75

MRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.19)を別に示す。
病理組織学的には腺様囊胞癌であった。

腫瘍の発生組織はどれか。1つ選べ。

a 頰腺
b 口唇腺
c 臼歯腺
d 臼後腺
e 耳下腺

MRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.19)

正解:A or C
正答率:70.9%
問題番号:109C-76

口腔癌放射線治療の晩期障害はどれか。2つ選べ。

a 口腔粘膜炎
b 耳下腺腫脹
c 下顎骨壊死
d 口腔乾燥症
e 放射線宿酔

正解:CD
正答率:92.3%
問題番号:109C-85

口腔癌における術後照射の治療計画時の線量分布(別冊No.21A)、照射野の写真(別冊No.21B)及び治療装置の写真(別冊No.21C)を別に示す。

治療法はどれか。1つ選べ。

a 電子線照射
b モールド照射
c 低線量率組織内照射
d 高線量率組織内照射
e エックス線外部照射

治療計画時の線量分布(別冊No.21A)、照射野の写真(別冊No.21B)

治療装置の写真(別冊No.21C)

正解:E
正答率:43.4%
問題番号:109C-117

口腔領域悪性腫瘍の放射線治療の副作用と口腔管理で正しいのはどれか。1つ選べ。

a 口腔乾燥は早期に回復する。
b 照射野内の抜歯は照射後に行う。
c 粘膜炎は照射期間中に消失する。
d 顎骨壊死は照射直後から出現する。
e 齲蝕は照射野外の歯にも多発する。

正解:E
正答率:90.8%

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