歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯科放射線学

問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:109B-10

41歳の男性。左側耳前部の疼痛を主訴として来院した。
1週前から徐々に増悪しているという。
開口障害は認めない。

初診時のエックス線写真(別冊No.10A)とMRI閉口時プロトン密度強調像、閉口時T2強調像および開口時T1強調像(別冊No.10B)を別に示す。

画像所見で誤っているのはどれか。1つ選べ。

a 下顎頭の変形
b 関節腔の滑液貯留
c 関節結節の平坦化
d 関節円板の前方転位
e 下顎頭の骨髄信号低下

エックス線写真(別冊No.10A)

正解:C
正答率:67.9%
問題番号:109B-35

39歳の女性。頸部の腫脹を主訴として来院した。
左側の上頸部に無痛性の腫脹を認める。病理組織学検査では多形腺腫であった。

初診時のMRI T1強調像とT2強調像(別冊No.35)を別に示す。
腫瘍の発生部位はどれか。1つ選べ。

a 頰腺
b 舌下腺
c 顎下腺
d 耳下腺
e 甲状腺

正解:D
正答率:57.0%
問題番号:109B-46

25歳の女性。顔面部の腫脹を主訴として来院した。
右側の頰部に無痛性の腫脹を認める。

初診時の横断、冠状断および矢状断の骨表示CT(別冊No.46)を別に示す。
病変が接するのはどれか。2つ選べ。

a 眼窩底
b 鼻中隔
c 頰骨弓
d 篩骨洞
e 鼻腔側壁

横断、冠状断および矢状断の骨表示CT(別冊No.46)

正解:AE
正答率:69.4%

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