歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯科麻酔学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 116A-45

    10歳の男児。上顎右側乳臼歯部の疼痛を主訴として来院した。
    先天性肺動脈狭窄症と肺高血圧症を合併しており、1年前に小児心臓外科でバルーン拡張術を受けているという。
    初診時の血圧は100/58 mmHg、脈拍数88/分、SpO283%であった。診察の結果、の抜歯を行うこととした。患者の手の写真(別冊No.10)を別に示す。

    抜歯前に投与すべき薬物はどれか。1つ選べ。

    a ジアゼパム
    b アセトアミノフェン
    c ニカルジピン塩酸塩
    d アモキシシリン水和物
    e アトロピン硫酸塩水和物

    患者の手の写真

    91.2%
  3. 116A-51

    深部静脈血栓症の既往がある患者の歯科治療中に特に注意すべきなのはどれか。2つ選べ。

    a 胸痛
    b 喘鳴
    c 冷汗
    d けいれん
    e 呼吸困難

    49.6%
  4. 116A-52

    慢性閉塞性肺疾患(COPD)について正しいのはどれか。2つ選べ。

    a 吸気が延長する。
    b PaO2が上昇する。
    c 1秒率が上昇する。
    d 喫煙が発症リスクとなる。
    e ビア樽状胸郭がみられる。

    62.1%
  5. 116A-74

    肺コンプライアンスが高くなるのはどれか。1つ選べ。

    a 肺気腫
    b 肺水腫
    c 肺線維症
    d 間質性肺炎
    e 気管支喘息

    37.7%
  6. 116A-81

    76歳の男性。周術期の口腔機能管理の依頼のため来院した。
    大動脈弁狭窄症の診断で4日後に全身麻酔下の大動脈弁置換術が予定されているという。
    上下顎残存歯の動揺を認めたが、顎関節症状は認めなかった。
    口腔内装置の写真(別冊 No.31)を別に示す。

    この装置の目的はどれか。1つ選べ。

    a 咬合の改善
    b 出血の予防
    c 審美性の回復
    d 感染性心内膜炎の予防
    e 気管挿管時の有害事象の予防

    口腔内装置の写真

    94.4%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:116A-45

10歳の男児。上顎右側乳臼歯部の疼痛を主訴として来院した。
先天性肺動脈狭窄症と肺高血圧症を合併しており、1年前に小児心臓外科でバルーン拡張術を受けているという。
初診時の血圧は100/58 mmHg、脈拍数88/分、SpO283%であった。診察の結果、の抜歯を行うこととした。患者の手の写真(別冊No.10)を別に示す。

抜歯前に投与すべき薬物はどれか。1つ選べ。

a ジアゼパム
b アセトアミノフェン
c ニカルジピン塩酸塩
d アモキシシリン水和物
e アトロピン硫酸塩水和物

患者の手の写真

正解:D
正答率:91.2%
問題番号:116A-51

深部静脈血栓症の既往がある患者の歯科治療中に特に注意すべきなのはどれか。2つ選べ。

a 胸痛
b 喘鳴
c 冷汗
d けいれん
e 呼吸困難

正解:AE
正答率:49.6%
問題番号:116A-52

慢性閉塞性肺疾患(COPD)について正しいのはどれか。2つ選べ。

a 吸気が延長する。
b PaO2が上昇する。
c 1秒率が上昇する。
d 喫煙が発症リスクとなる。
e ビア樽状胸郭がみられる。

正解:DE
正答率:62.1%
問題番号:116A-74

肺コンプライアンスが高くなるのはどれか。1つ選べ。

a 肺気腫
b 肺水腫
c 肺線維症
d 間質性肺炎
e 気管支喘息

正解:A
正答率:37.7%
問題番号:116A-81

76歳の男性。周術期の口腔機能管理の依頼のため来院した。
大動脈弁狭窄症の診断で4日後に全身麻酔下の大動脈弁置換術が予定されているという。
上下顎残存歯の動揺を認めたが、顎関節症状は認めなかった。
口腔内装置の写真(別冊 No.31)を別に示す。

この装置の目的はどれか。1つ選べ。

a 咬合の改善
b 出血の予防
c 審美性の回復
d 感染性心内膜炎の予防
e 気管挿管時の有害事象の予防

口腔内装置の写真

正解:E
正答率:94.4%

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