歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯科麻酔学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 114B-23

    高齢患者が歯科治療中に突然呂律が回らなくなった。
    患者を立位にし、歯科医師が両手をとって前方、水平にあげ、目を閉じさせた。

    その後、歯科医師が手を放しても姿勢を維持するよう指示した。
    手を放した後の写真(別冊No.3)を別に示す。

    適切な対応はどれか。1つ選べ。

    a 酸素投与
    b 救急車の要請
    c 血糖値の測定
    d 静脈路の確保
    e ビタミンB12製剤の投与

    手を放した後の写真

    80.8%
  3. 114B-36

    知的障害を伴う成人の静脈内鎮静法で用いるのはどれか。2つ選べ。

    a ミダゾラム
    b フェニトイン
    c プレガバリン
    d プロポフォール
    e アミトリプチリン塩酸塩

    94.3%
  4. 114B-46

    9歳の女児。全身麻酔下で腸骨移植による顎裂閉鎖術を行うこととした。
    セボフルランとレミフェンタニル塩酸塩を用いて麻酔を施行中、導尿バッグに赤褐色の尿を認めた。
    体温は30分間で2℃上昇し、動脈血液ガス分析で代謝性アシドーシスを認めた。

    この時の生体モニタ画面(別冊No.13)を別に示す。

    投与すべき薬物はどれか。1つ選べ。

    a フルマゼニル
    b ナロキソン塩酸塩
    c スガマデクスナトリウム
    d スキサメトニウム塩化物水和物
    e ダントロレンナトリウム水和物

    生体モニタ画面

    95.4%
  5. 114B-53

    在宅療養中の多剤併用<ポリファーマシー>患者に対する適切な対応はどれか。 2つ選べ。

    a 薬剤師に処方内容を相談する。
    b 主治医受診まで休薬を指示する。
    c 服薬のアドヒアランスを確認する。
    d 日々の体調で調節するよう指示する。
    e 訪問看護師に錠剤の粉砕を指示する。

    83.5%
  6. 114B-55

    68歳の女性。上下顎義歯の接触音を主訴として来院した。
    1年前に気付いたがそのままにしていたという。
    3年前にうつ病と診断され、現在も抗うつ薬を服用している。

    他に特記すべき既往歴はない。初診時の口もとで繰り返される一連の動きの写真(別冊No.16)を別に示す。考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 拘縮
    b ジストニア
    c アロディニア
    d ジスキネジア
    e Parkinson 様症状

    口もとで繰り返される一連の動きの写真

    90.9%
  7. 114B-72

    本態性高血圧症と診断されているが、安静時血圧のコントロールは良好で日常生活に制限はない。

    この患者の米国麻酔科学会による術前状態分類<ASA-PS>はどれか。1つ選べ。

    a  I
    b Ⅱ
    c Ⅲ
    d Ⅳ
    e  V

    54.1%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:114B-23

高齢患者が歯科治療中に突然呂律が回らなくなった。
患者を立位にし、歯科医師が両手をとって前方、水平にあげ、目を閉じさせた。

その後、歯科医師が手を放しても姿勢を維持するよう指示した。
手を放した後の写真(別冊No.3)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。

a 酸素投与
b 救急車の要請
c 血糖値の測定
d 静脈路の確保
e ビタミンB12製剤の投与

手を放した後の写真

正解:B
正答率:80.8%
問題番号:114B-36

知的障害を伴う成人の静脈内鎮静法で用いるのはどれか。2つ選べ。

a ミダゾラム
b フェニトイン
c プレガバリン
d プロポフォール
e アミトリプチリン塩酸塩

正解:AD
正答率:94.3%
問題番号:114B-46

9歳の女児。全身麻酔下で腸骨移植による顎裂閉鎖術を行うこととした。
セボフルランとレミフェンタニル塩酸塩を用いて麻酔を施行中、導尿バッグに赤褐色の尿を認めた。
体温は30分間で2℃上昇し、動脈血液ガス分析で代謝性アシドーシスを認めた。

この時の生体モニタ画面(別冊No.13)を別に示す。

投与すべき薬物はどれか。1つ選べ。

a フルマゼニル
b ナロキソン塩酸塩
c スガマデクスナトリウム
d スキサメトニウム塩化物水和物
e ダントロレンナトリウム水和物

生体モニタ画面

正解:E
正答率:95.4%
問題番号:114B-53

在宅療養中の多剤併用<ポリファーマシー>患者に対する適切な対応はどれか。 2つ選べ。

a 薬剤師に処方内容を相談する。
b 主治医受診まで休薬を指示する。
c 服薬のアドヒアランスを確認する。
d 日々の体調で調節するよう指示する。
e 訪問看護師に錠剤の粉砕を指示する。

正解:AC
正答率:83.5%
問題番号:114B-55

68歳の女性。上下顎義歯の接触音を主訴として来院した。
1年前に気付いたがそのままにしていたという。
3年前にうつ病と診断され、現在も抗うつ薬を服用している。

他に特記すべき既往歴はない。初診時の口もとで繰り返される一連の動きの写真(別冊No.16)を別に示す。考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 拘縮
b ジストニア
c アロディニア
d ジスキネジア
e Parkinson 様症状

口もとで繰り返される一連の動きの写真

正解:D
正答率:90.9%
問題番号:114B-72

本態性高血圧症と診断されているが、安静時血圧のコントロールは良好で日常生活に制限はない。

この患者の米国麻酔科学会による術前状態分類<ASA-PS>はどれか。1つ選べ。

a  I
b Ⅱ
c Ⅲ
d Ⅳ
e  V

正解:B
正答率:54.1%

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