歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯科麻酔学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 109B-29

    82歳の女性。買い物に行くと動悸と息切れがあり、NYHA分類はⅡ度の慢性心不全と診断されている。
    かかりつけ内科のある病院歯科を受診したところ埋伏智歯周囲に囊胞形成があり、手術を検討することとなった。

    同病院で撮影された胸部エックス線写真を術前評価の資料とした。
    胸部エックス線写真(別冊No.29)を別に示す。

    特徴的な所見はどれか。1つ選べ。

    a 胸郭の変形
    b 心陰影の拡大
    c 肺血管陰影の増強
    d 肺野透過性の亢進
    e 肺野のすりガラス様陰影

    胸部エックス線写真(別冊No.29)

    49.6%
  3. 109B-49

    52歳の男性。舌癌の頸部転移の診断にて全身麻酔下に右側頸部郭清術を施行した。
    手術開始直後の血圧は130/80mmHg、脈拍数は80/分であった。
    術中、徐々に血圧が低下し75/43mmHgとなり、脈拍数は120/分となった。

    考えられる原因はどれか。1つ選べ。

    a 出血
    b 疼痛
    c 浅麻酔
    d 迷走神経刺激
    e 炭酸ガスの蓄積

    88.6%
  4. 109B-50

    18歳の女子。局所麻酔下で抜歯が計画された。
    アドレナリン添加2%リドカイン1.8mLを用い浸潤麻酔を行ったところ、筋硬直と意識レベルの低下が観察された。
    血圧は130/92 mmHg、脈拍数78/分、呼吸数30回/分、経皮的動脈血酸素飽和度98%で、動脈血液ガスはpH7.49、PaCO229mmHg、 PaO295mmHgであった。

    診断として最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    a 過換気症候群
    b リドカイン中毒
    c 血管迷走神経反射
    d アドレナリン過剰反応
    e アナフィラキシーショック

    88.4%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:109B-29

82歳の女性。買い物に行くと動悸と息切れがあり、NYHA分類はⅡ度の慢性心不全と診断されている。
かかりつけ内科のある病院歯科を受診したところ埋伏智歯周囲に囊胞形成があり、手術を検討することとなった。

同病院で撮影された胸部エックス線写真を術前評価の資料とした。
胸部エックス線写真(別冊No.29)を別に示す。

特徴的な所見はどれか。1つ選べ。

a 胸郭の変形
b 心陰影の拡大
c 肺血管陰影の増強
d 肺野透過性の亢進
e 肺野のすりガラス様陰影

胸部エックス線写真(別冊No.29)

正解:B
正答率:49.6%
問題番号:109B-49

52歳の男性。舌癌の頸部転移の診断にて全身麻酔下に右側頸部郭清術を施行した。
手術開始直後の血圧は130/80mmHg、脈拍数は80/分であった。
術中、徐々に血圧が低下し75/43mmHgとなり、脈拍数は120/分となった。

考えられる原因はどれか。1つ選べ。

a 出血
b 疼痛
c 浅麻酔
d 迷走神経刺激
e 炭酸ガスの蓄積

正解:A
正答率:88.6%
問題番号:109B-50

18歳の女子。局所麻酔下で抜歯が計画された。
アドレナリン添加2%リドカイン1.8mLを用い浸潤麻酔を行ったところ、筋硬直と意識レベルの低下が観察された。
血圧は130/92 mmHg、脈拍数78/分、呼吸数30回/分、経皮的動脈血酸素飽和度98%で、動脈血液ガスはpH7.49、PaCO229mmHg、 PaO295mmHgであった。

診断として最も適切なのはどれか。1つ選べ。

a 過換気症候群
b リドカイン中毒
c 血管迷走神経反射
d アドレナリン過剰反応
e アナフィラキシーショック

正解:A
正答率:88.4%

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