歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯科麻酔学

問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:108B-22

56歳の男性。下顎右側第一大臼歯の抜髄を予定した。
心筋梗塞の既往があり高血圧症で加療中である。

モニター心電図とパルスオキシメータを装着後、仰臥位で浸潤麻酔直後にいびきをかきはじめ、不規則な呼吸となった。
その時の心電図(別冊No.22)を別に示す。パルスオキシメータは88%を示し、血圧は110/68mmHgであった。

対応として正しいのはどれか。2つ選べ。

a 気道の確保
b 下肢の挙上
c 胸骨圧迫の開始
d アトロピン硫酸塩水和物の投与
e ニトログリセリン貼付剤の適用

心電図(別冊No.22)

正解:AD
正答率:53.7%
問題番号:108B-28

38歳の女性。下顎右側智歯抜去後の三叉神経知覚異常と診断された。
既往歴に特記事項はない。

ある処置のため1.0%メピバカイン塩酸塩1.0mLを注入したところ、直後に意識が消失し、全身性硬直性痙攣が生じた。
行っていた処置の写真(別冊No.28)を別に示す。

治療に用いる薬剤で正しいのはどれか。1つ選べ。

a フロセミド
b ジアゼパム
c ニトログリセリン
d リドカイン塩酸塩
e アトロピン硫酸塩水和物

処置の写真(別冊No.28)

正解:B
正答率:87.2%

Recommend
- この過去問を閲覧した方は、こちらの過去問も閲覧されてます -