歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 保存修復学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 115D-44

    86歳の男性。上顎両側側切歯に歯ブラシが引っかかることを主訴として訪問歯科診療の依頼があった。
    SRA$ARSブリッジは4年前に装着されたという。
    3か月前に脳出血を起こし右半身が麻痺しており、日常生活は同居の家族が介助している。
    探針での触診でB$B歯頸部に約2 mmの段差を認めたが、健全な象牙質を触知した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.10)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部表
    *    :プロービング深さ(mm.)
    **  : Millerの判定基準

    主訴への対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

    a 抜歯
    b ブリッジ再製作
    c フッ化ジアンミン銀塗布
    d 介助者への口腔清掃方法の指導
    e グラスアイオノマーセメント塡塞

    口腔内写真

     

    58.2%
  3. 115D-75

    46歳の男性。上顎左側第一小臼歯の冷水痛を主訴として来院した。
    2週前から症状を自覚するようになったという。
    他の症状は認められない。
    検査の結果、コンポジットレジン修復を行うこととした。
    初診時と齲窩の開拡後の口腔内写真(別冊No.24)を別に示す。

    処置に使用する器具はどれか。2つ選べ。

    a ウェッジ
    b ガムリトラクター
    c リング状リテーナー
    d アイボリーセパレーター
    e サービカルマトリックス

    開拡後の口腔内写真

    94.6%
  4. 115D-84

    Ⅱ級インレー歯頸側辺縁周囲に生じた二次齲蝕の進行度の判定に優れるのはどれか。1つ選べ。

    a 透照診
    b QLF法
    c 咬合法エックス線撮影
    d 咬翼法エックス線撮影
    e レーザー蛍光強度測定

    54.1%
  5. 115D-88

    コンポジットレジン修復でエナメル質のリン酸エッチングにより得られる効果はどれか。3つ選べ。

    a 清掃作用
    b ぬれ性の向上
    c 有機質の溶解
    d 接着面積の増加
    e コラーゲン線維の膨潤

    67.8%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:115D-44

86歳の男性。上顎両側側切歯に歯ブラシが引っかかることを主訴として訪問歯科診療の依頼があった。
SRA$ARSブリッジは4年前に装着されたという。
3か月前に脳出血を起こし右半身が麻痺しており、日常生活は同居の家族が介助している。
探針での触診でB$B歯頸部に約2 mmの段差を認めたが、健全な象牙質を触知した。
初診時の口腔内写真(別冊No.10)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部表
*    :プロービング深さ(mm.)
**  : Millerの判定基準

主訴への対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

a 抜歯
b ブリッジ再製作
c フッ化ジアンミン銀塗布
d 介助者への口腔清掃方法の指導
e グラスアイオノマーセメント塡塞

口腔内写真

 

正解:DE
正答率:58.2%
問題番号:115D-75

46歳の男性。上顎左側第一小臼歯の冷水痛を主訴として来院した。
2週前から症状を自覚するようになったという。
他の症状は認められない。
検査の結果、コンポジットレジン修復を行うこととした。
初診時と齲窩の開拡後の口腔内写真(別冊No.24)を別に示す。

処置に使用する器具はどれか。2つ選べ。

a ウェッジ
b ガムリトラクター
c リング状リテーナー
d アイボリーセパレーター
e サービカルマトリックス

開拡後の口腔内写真

正解:AC
正答率:94.6%
問題番号:115D-84

Ⅱ級インレー歯頸側辺縁周囲に生じた二次齲蝕の進行度の判定に優れるのはどれか。1つ選べ。

a 透照診
b QLF法
c 咬合法エックス線撮影
d 咬翼法エックス線撮影
e レーザー蛍光強度測定

正解:D
正答率:54.1%
問題番号:115D-88

コンポジットレジン修復でエナメル質のリン酸エッチングにより得られる効果はどれか。3つ選べ。

a 清掃作用
b ぬれ性の向上
c 有機質の溶解
d 接着面積の増加
e コラーゲン線維の膨潤

正解:ABD
正答率:67.8%

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