過去問題目次
85歳の男性。咀嚼困難と審美不良を主訴として来院した。
上顎全部床義歯を紛失したという。
診察の結果、下顎全部床義歯は特に問題ないため、上顎全部床義歯のみを製作することとした。
ある記録装置の写真(別冊No.9A)とその描記路のパターン(別冊No.9B)を別に示す。
タッピングは複数回行ってもらった。
治療用義歯が不要で、顎機能が正常と判断されるパターンはどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
全部床義歯の筋圧形成の際に行う機能運動のうち、上顎と下顎、いずれの印象採得時にも有効な機能運動はどれか。3つ選べ。
a 嚥下運動
b 開口運動
c 口角牽引
d 口唇突出
e 側方運動
74歳の男性。咀嚼時の上顎全部床義歯による疼痛を主訴として来院した。
使用中の義歯は1年前に製作したという。初診時の口腔内写真(別冊No.15A)と義歯装着時の写真(別冊No.15B)を別に示す。
まず行うべき対応はどれか。1つ選べ。
a リライン
b 外科的切除
c 義歯の清掃指導
d 義歯床辺縁の調整
e ティッシュコンディショニング
78歳の女性。食事がしにくいことを主訴として来院した。
3か月前に他院で全部床義歯を製作し、上顎義歯の脱落と下顎義歯の浮き上がりはないとのことであったが、装着当初から嚙みにくかったという。
咬合接触状態を印記した義歯の写真(別冊No.23A)と検査中の顔貌写真(別冊No.23B)を別に示す。
行う処置はどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b リライン
c リリーフ
d 咬合面再形成
e ポストダムの付与
咀嚼機能の直接的検査法はどれか。2つ選べ。
a 篩分法
b 筋電図検査
c 咬合力検査
d 下顎運動検査
e グルコース溶出量測定
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:117A-31 | 85歳の男性。咀嚼困難と審美不良を主訴として来院した。 上顎全部床義歯を紛失したという。 ある記録装置の写真(別冊No.9A)とその描記路のパターン(別冊No.9B)を別に示す。 タッピングは複数回行ってもらった。 a ア
正解:BC |
正答率:90.5% | |
問題番号:117A-39 | 全部床義歯の筋圧形成の際に行う機能運動のうち、上顎と下顎、いずれの印象採得時にも有効な機能運動はどれか。3つ選べ。 a 嚥下運動
正解:ABC or ABD or ACD or BCD |
正答率:66.4% | |
問題番号:117A-42 | 74歳の男性。咀嚼時の上顎全部床義歯による疼痛を主訴として来院した。 使用中の義歯は1年前に製作したという。初診時の口腔内写真(別冊No.15A)と義歯装着時の写真(別冊No.15B)を別に示す。 まず行うべき対応はどれか。1つ選べ。 a リライン
正解:D |
正答率:86.9% | |
問題番号:117A-63 | 78歳の女性。食事がしにくいことを主訴として来院した。 3か月前に他院で全部床義歯を製作し、上顎義歯の脱落と下顎義歯の浮き上がりはないとのことであったが、装着当初から嚙みにくかったという。 咬合接触状態を印記した義歯の写真(別冊No.23A)と検査中の顔貌写真(別冊No.23B)を別に示す。 行う処置はどれか。2つ選べ。 a 咬合調整
正解:AD |
正答率:82.1% | |
問題番号:117A-87 | 咀嚼機能の直接的検査法はどれか。2つ選べ。 a 篩分法
正解:AE |
正答率:96.6% |