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作業用模型上で適合良好であった全部金属冠を試適したところ、支台歯上で浮き上がりを認めた。
浮き上がりの原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。
a 印象体の硬化完了前の撤去
b 隣接面コンタクトの調整不足
c 歯型の歯列模型からの浮き上がり
d チェックバイトのトリミング不足
e 埋没時のワックスパターンの変形
治療計画立案にあたり、研究用模型から得られる情報はどれか。2つ選べ。
a 歯冠形態
b 歯冠色調
c 被蓋関係
d 歯の動揺度
e ブラキシズムの程度
55歳の女性。上顎右側第一大臼歯のクラウン破折を主訴として来院した。
診察の結果、ジルコニアを用いたクラウンを再製作することとした。
CADによるクラウンのデザイン時の画像(別冊No.27A)、試適時の口腔内写真(別冊No.27B)及び装着時の口腔内写真(別冊No.27C)を別に示す。
このクラウンの特徴はどれか。2つ選べ。
a 前歯にも適用できる。
b レイヤリング法で製作される。
c 接着にシラン処理が有効である。
d 陶材焼付冠と同等の咬合面クリアランス量を要する。
e コンポジットレジンクラウンと比較して対合歯の摩耗を生じやすい。

| 問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
|---|---|---|---|
| 問題番号:117A-34 | 作業用模型上で適合良好であった全部金属冠を試適したところ、支台歯上で浮き上がりを認めた。 a 印象体の硬化完了前の撤去
正解:AB |
正答率:34.2% | |
| 問題番号:117A-45 | 治療計画立案にあたり、研究用模型から得られる情報はどれか。2つ選べ。 a 歯冠形態
正解:AC |
正答率:65.9% | |
| 問題番号:117A-77 | 55歳の女性。上顎右側第一大臼歯のクラウン破折を主訴として来院した。 診察の結果、ジルコニアを用いたクラウンを再製作することとした。 このクラウンの特徴はどれか。2つ選べ。 a 前歯にも適用できる。
正解:AE |
正答率:56.0% |