過去問題目次
56歳の女性。下顎臼歯欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。
5か月前に下顎左側ブリッジの支台歯を抜去したがそのまま放置していたという。
全身状態に問題はない。
歯周組織検査、咬合接触検査、エックス線検査の結果、残存歯に問題はなく欠損部顎堤の骨量も十分であった。
初診時の口腔内写真(別冊No.2)を別に示す。
欠損部への対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
a ブリッジ
b 片側性設計の部分床義歯
c 両側性設計の部分床義歯
d 固定性インプラント義歯
e インプラントオーバーデンチャー
下顎左側第一大臼歯にクラウンを装着することとした。
咬頭嵌合位における咬合調整中のクラウンの写真(別冊No.23A)と咬合紙記録の写真(別冊No.23B)を別に示す。
次に調整する部位はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
46歳の女性。上顎右側中切歯欠損による審美障害と構音障害を主訴として来院した。
接着ブリッジによる補綴を行うため、ある前処置を行った。
術前、術中および術後の写真(別冊No.29)を別に示す。
前処置の目的はどれか。2つ選べ。
a 骨植の改善
b 歯質切削量の減少
c 歯頸線の連続性確保
d メタルフレームの強度増加
e ポンティック基底面の清掃性向上
60歳の男性。下顎臼歯部欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。
インプラン卜義歯にて補綴することとした。
インプラント体埋入手術直後の口腔内写真(別冊No.41A)とエックス線写真(別冊No.41B)を別に示す。
この術式の特徴で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 初期固定を得やすい。
b 即時荷重に適さない。
c 上顎へは適用できない。
d 二次手術を必要としない。
e 術後感染のリスクが小さい。
37歳の女性。上顎左側中切歯の審美不良を主訴として来院した。
オールセラミッククラウンによる補綴歯科治療を行うこととした。
デュアルキュア型レジンセメン卜による装着過程の操作順の写真(別冊No.44 A、B、C、D、E)を別に示す。
Bの操作を行う際の留意点はどれか。2つ選べ。
a 酸素遮断剤と併用する。
b 浮き上がりに注意する。
c 光照射は単一方向から行う。
d 光照射時間は数秒以内とする。
e クラウン圧接後、数分待って照射する。
上顎右側第二小臼歯に光重合型レジンを用いて製作したクラウンを装着することとした。
支台歯の写真(別冊No.50A)とその装着過程の写真(別冊No.50B)を別に示す。
正しい装着の手順はどれか。1つ選べ。
a ア→イ→ウ
b ア→ウ→イ
c イ→ア→ウ
d イ→ウ→ア
e ウ→ア→イ
f ウ→イ→ア
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:108B-2 | 56歳の女性。下顎臼歯欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。 歯周組織検査、咬合接触検査、エックス線検査の結果、残存歯に問題はなく欠損部顎堤の骨量も十分であった。 欠損部への対応で適切なのはどれか。2つ選べ。 a ブリッジ
正解:CD |
正答率:60.9% | |
問題番号:108B-23 | 下顎左側第一大臼歯にクラウンを装着することとした。 次に調整する部位はどれか。1つ選べ。 a ア
正解:D |
正答率:90.1% | |
問題番号:108B-29 | 46歳の女性。上顎右側中切歯欠損による審美障害と構音障害を主訴として来院した。 術前、術中および術後の写真(別冊No.29)を別に示す。 a 骨植の改善
正解:CE |
正答率:70.9% | |
問題番号:108B-41 | 60歳の男性。下顎臼歯部欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。 インプラント体埋入手術直後の口腔内写真(別冊No.41A)とエックス線写真(別冊No.41B)を別に示す。 a 初期固定を得やすい。
正解:D |
正答率:79.7% | |
問題番号:108B-44 | 37歳の女性。上顎左側中切歯の審美不良を主訴として来院した。 デュアルキュア型レジンセメン卜による装着過程の操作順の写真(別冊No.44 A、B、C、D、E)を別に示す。 a 酸素遮断剤と併用する。
正解:BD |
正答率:65.7% | |
問題番号:108B-51 | 上顎右側第二小臼歯に光重合型レジンを用いて製作したクラウンを装着することとした。 支台歯の写真(別冊No.50A)とその装着過程の写真(別冊No.50B)を別に示す。 a ア→イ→ウ
正解:C |
正答率:67.1% |