【60日合格塾】『このままでは落ちる』から合格を掴んだ親子の挑戦と成長
- 公開日:2025.04.08
- 更新日:2025.04.08
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「今の勉強法で大丈夫だろうか…」
「直前期はどのように過ごしたらいいのだろうか…」
歯科医師国家試験を受験する生徒さんの中には、このような不安を抱える人も多いでしょう。
受験直前、涙ながらに「もう無理かもしれない」と話すTさんを見守るお母さま。
「合格できる保証なんてない。でも、今できることは全部やらせたい」
—親としての葛藤と覚悟を近くで拝見しました。
この記事では、歯科医師国家試験に挑んだ一人の学生とそのご家族が歩んだリアルな道のりを、ありのままにお届けします。
歯科医師国家試験の勉強で悩んでいる方に、ぜひ読んでいただきたいインタビューです。
目次
- ー 受験を振り返ってどうでしたか?
- ー 臨床実習は学生生活の中で重要ですか?
- ー 歯学部に入って何年生くらいから難しく感じるようになりましたか?
- ー その困難をどのように乗り越えましたか?
- ー CBT(共用試験)はどうでしたか?
- ー この塾を知ったのはどなたですか?
- ー お父様はどのように見つけましたか?
- ー この塾を初めて知ったときの印象はいかがでしたか?
- ー Tさんはどう思いましたか?塾の話を聞いた時の正直な感想は?
- ー 入塾を決めた決め手は何でしたか?
- ー 試験2週間前が最も辛かったですか?
- ー その困難をどうやって乗り越えましたか?
- ー K先生から印象に残っている言葉はありますか?
- ー お母様は試験直前の娘さんの状態に気づいていましたか?
- ー そういったサポートをされていたのですね
- ー 合格した時はどう思いましたか?
- ー Tさん自身はどう感じましたか?
- ー 国家試験を解いているときはどのような気持ちでしたか?
- ー 試験中は冷静でしたか?
- ー 1日目の試験が終わった時はどう思いましたか?
- ー 60日合格塾への入塾を迷っている人にかける言葉があれば?
- ー お母様から他の保護者の方へのアドバイスはありますか?
- ー 塾長・和氣の感想
ー 受験を振り返ってどうでしたか?
Tさん:振り返ってみて、本当に大変でした。
あの時はよく頑張っていたと思います。
もっと前の自分に言うとしたら、国家試験より前の段階で臨床実習をもっと真面目に取り組めばよかったと強く感じています。
たとえば、歯内保存などは文字だけでは全く理解できなかったのですが、60日合格塾に入ってから先生の説明で「こういうことなんだ」と理解できました。
もし臨床実習の時点で理解していれば、テキストを見たときに「あの時の実習ではこういうことをしていたのか」と結びづけられたと思います。
ー 臨床実習は学生生活の中で重要ですか?
Tさん:今になって、とても重要だったと感じています。
研修医として臨床を見ていると特にそう思います。
国家試験の勉強を早くから始めていた人たちは、臨床実習と並行して効率よく学習できていたのだと思います。
ー 歯学部に入って何年生くらいから難しく感じるようになりましたか?
Tさん:広島大学の場合、追試になりやすいのが2、3年生なので、2年生の前期あたりで「留年するかもしれない」と感じました。
特に2年生は本当に難しかったです。
ー その困難をどのように乗り越えましたか?
Tさん:追試や追追試も受けましたが、ひたすら暗記して過去問を解き、何とか合格できました。
その時も試験直前に「やばい」と思いながら詰め込み学習をしていました。
ー CBT(共用試験)はどうでしたか?
Tさん:CBTも大変だと聞いていたので、6月の試験に向けて2月頃から勉強はしていたつもりでしたが、最初は頭に入っておらず、本格的に勉強し始めたのは4月くらいでした。
合格ライン70点に対して72点くらいで合格したので、ギリギリでした。
ー この塾を知ったのはどなたですか?
お母さん:主人(Tさんの父親)です。
ー お父様はどのように見つけましたか?
お母さん:インターネットで検索したようです。
「このままでは絶対に落ちる」と考え、「こういう塾があるからやってみたほうがいいのではないか」と私に提案してきました。
ー この塾を初めて知ったときの印象はいかがでしたか?
お母さん:歯科医師国家試験のための塾があるとは思ってもみませんでした。
普通に勉強すれば合格できるだろうという感覚でしたので、こんな対策が必要なのかと驚きました。
最初は「そこまでして受かる必要があるのか…」とさえ思いました。
しかし実際に模試の結果を見ると、このままでは確実に不合格だと思ったので「もうすがるしかない」と思いました。
もし合格できるなら、費用はそれだけの価値があると考えました。
ー Tさんはどう思いましたか?塾の話を聞いた時の正直な感想は?
Tさん:最初は家族会議になりました。
父から「こういう塾がある」と言われたとき、国家試験の70日前くらいに新しい教材に手を出すことへの不安が大きかったです。
今のやり方では難しいとわかっていても、新しい教材を取り入れることで混乱するのではないかと心配で、どうしようと悩んでいました。
ー 入塾を決めた決め手は何でしたか?
お母さん:他に選択肢がないと思いました。
Tさん:最終的には理由はわからないけれど、入ったほうがいいのではないかと思いました。
ー 試験2週間前が最も辛かったですか?
Tさん:そうですね。そのプレッシャーに加えて、60日間ずっと勉強が辛く、覚えられないことや覚えることが多いこと、やるべきことが多いことなどが重なって、特にきつかったです。
ー その困難をどうやって乗り越えましたか?
Tさん:K先生の授業があると、「頑張らなきゃ」という気持ちになり、リセットできたように感じます。
「これをやれば大丈夫」という言葉が心強かったです。
ー K先生から印象に残っている言葉はありますか?
Tさん:当時は絶対にあったのですが忘れてしまいました。
ただ「必ず合格できる」という趣旨の言葉や、「これをやっているのだから合格できる」といった言葉をかけてくださいました。
自分では自信を持てなかったので、先生の言葉がとても心強かったのを覚えています。
ー お母様は試験直前の娘さんの状態に気づいていましたか?
お母さん:夜に泣きながら電話をかけてきました。
当時は一緒に住んでいなかったのですが、「もうだめだ」と泣きながら話すので、「試験よりも生きていることが大切」と思って声を掛けるようにしていました。
ー そういったサポートをされていたのですね
お母さん:そんなに期待はしていませんでした。
「合格しますように」といった願いも特になかったです。
ー 合格した時はどう思いましたか?
お母さん:本当に驚きました。奇跡だと思いました。
ー Tさん自身はどう感じましたか?
Tさん:試験を受けるまでは無理だと思っていたので、合格したと知った瞬間の実感はなかったです。
リサーチ(自己採点サービスの結果)が良かったので安心しました。
マークシート式のミスがなければ合格できる成績だったことに非常に驚きました。
ー 国家試験を解いているときはどのような気持ちでしたか?
Tさん:勉強したところがよく出題されていると感じました。
難しい問題もありましたが、「これは勉強したことがある」と思える問題が多かったです。
「直前に勉強したばかり」というものもありました。
ー 試験中は冷静でしたか?
Tさん:大きく動揺した記憶はありません。
「少し難しいかも」と思った場面はありましたが、もともと自信を持てないタイプなので、特に変わりませんでした。
ー 1日目の試験が終わった時はどう思いましたか?
Tさん:1日目は「合格できるかもしれない」と思いました。
2日目の必修問題で出題されそうな、まだ勉強していない部分を必死に集めようとする余裕があるくらいの精神状態でした。
ー 60日合格塾への入塾を迷っている人にかける言葉があれば?
Tさん:相性はあると思いますが、私のように「自分で何をすべきかわからない人」にとっては、60日合格塾はとても効果的だと思います。
時間をかけて勉強しても成績が伸びない、理解できないという状態でしたが、先生は私の理解していない点をすぐに把握してくださいました。
そこを短時間で補ってもらえたのがとても良かったです。
この短期間で成績が伸びるのかという不安もありましたが、確実に伸びると実感しました。
ー お母様から他の保護者の方へのアドバイスはありますか?
お母さん:迷っているなら受講することをお勧めします。
世の中にはさまざまな塾があり、利益優先だったり、期待した成果が出なかったり、直前に混乱を招いたりするところもあるかもしれません。
しかし私が経験した60日合格塾は、真摯に取り組んでくれる信頼できる場所だと感じました。迷いなくお勧めできます。
ー 塾長・和氣の感想
インタビューの中でお母さんに「模試の結果とかも見てもらって受かると思いました?」と聞かれましたが、私としてはTさんと最初に面談した時から「この方は合格できる」と感じていました。
それは成績だけでは判断できないものがあります。
成績は向上させることができますし、知識を増やし、考え方も変えることができます。
大切なのは、学生自身が前向きに取り組めるかどうか、指示されたことをきちんと実行できるか、そして素直に学ぶ姿勢があるかどうかです。
特に印象的だったのは、Tさんが途中で「講師が合わない」と率直に伝えてくれたことです。
これは非常に重要なポイントでした。
なぜなら、講師との相性は学習効果に大きく影響するからです。
このように自分の学習状況をしっかりと見つめ、必要な変更を求める姿勢は、合格への強い意志の表れだと感じました。
何事にも妥協せず、最後まで全力で取り組む姿勢が、Tさんの合格につながったのだと思います。
私たちにとっても、学生一人ひとりの特性を理解し、適切なサポートを提供することの重要性を再認識するよい機会となりました。
今後も学生の声に耳を傾け、より効果的な学習環境を提供していきたいと思います。
当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。
もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。