【要確認!】歯科医師国家試験当日の過ごし方・持ち物・注意点を解説
- 公開日:2024.11.01
- 更新日:2024.11.01
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あなたは、
- 歯科医師国家試験の当日の過ごし方を知りたい
- 当日のやるべきことや持ち物などを詳しく知りたい
などの悩みをお持ちではありませんか?
歯科医師国家試験の当日は、これまでに培った実力を120%出せるように、過ごし方や持ち物に注意する必要があります。
いつもと違う緊張する環境ですので、当日に焦らないように事前に準備することが大事です。
そこでこの記事では、
- 国試当日のスケジュール
- 当日までにやるべき事前準備
- 当日の過ごし方と注意点
について詳しく解説します。
知りたいところから読んで、国試当日に焦らないように準備してください。
1章:歯科医師国家試験の当日のスケジュール
それでは、まずは歯科医師国家試験の当日のスケジュールから紹介します。
国試当日の流れを知っておくことで心の準備ができますし、今後の模試の際などには当日の流れをイメージしながら練習として取り組むことも可能になります。
歯科医師国家試験の当日のスケジュールとポイントは下記の通りです。
- 受験票と試験教室の確認
- 早めの出発
- 試験開始前の注意事項
- 試験時間と休憩時間
- 試験終了後
順番に説明します。
1-1:受験票と試験教室の確認
まず、出発前に受験票と試験会場を確認しておきましょう。
受験票は受験者留意事項と一緒に1月下旬までに送付されます。
受験者留意事項には、受験会場や試験時間が記載されていますので、これらをチェックし忘れないように準備しておくことが大事です。
また、受験会場は、地域によっては複数ある場合があるため、注意しましょう。
たとえば、第117回の東京での歯科医師国家試験の場合、大正大学須鴨キャンパスと東京工科大学の蒲田キャンパスの2か所が会場となっていました。
受験番号によって会場が異なるため、間違いのないようにしっかりチェックし、アクセスを確認しておきましょう。
1-2:早めに出発する
当日は、時間に余裕を持って早めに出発しましょう。
たとえば、第117回の国試は会場の集合時間が8時50分、試験の説明の開始が9時で、試験は9時45分から開始となっていました。
そのため、会場には遅くとも8時30分には着くべきですし、余裕を持って8時くらいに到着するように向かってもいいと思います。
- 忘れ物をして取りに帰る
- 電車を間違える
- 交通機関が遅延する
- 天候の変化
など、さまざまな原因から遅刻するケースがありえます。
そのため、万が一トラブルがあっても遅刻しないように早めに出発し、会場内か会場のそばで待機するつもりでいることをおすすめします。
ギリギリに会場に滑り込むようなことは絶対にしないようにしましょう。
1-3:試験開始前の注意事項
試験開始前は、落ち着いて試験に臨めるように深呼吸をしましょう。
また、試験開始前に注意事項を説明されるため、よく聞いて守るようにしてください。
試験中に机上に置けるのは、筆記用具(HBの鉛筆、プラスチック消しゴム)、定規(三角定規、分度器機能付きのものを除く)、受験票及び特別に許可された物のみです。
不要な物を置かないように注意しましょう。
また、スマートフォン等が試験中に鳴らないよう、電源を切っておきましょう。
1-4:試験時間と休憩時間
試験時間は、第117回の国試では、2日とも下記のようになっていました。
- 午前:9時45分~12時00分(2時間15分)
- 午後:13時45分~16時00分(2時間15分)
お昼休みは、テスト用紙回収後の12時過ぎから、試験説明の13時10分までの約1時間です。
近くに食事できるところがない可能性がありますので、お弁当等の昼食を準備しておきましょう。
また、午後のテストに備えてテキストなどを読み返してもいいですが、軽くおさらいする程度にとどめておき、午後の試験に疲れを残さないようにしましょう。
1-5:試験終了後
試験終了後は、忘れ物のないように帰宅しましょう。
試験問題は、持ち帰りできますので、試験後に自己採点をするために持ち帰りましょう。
また、試験終了後は速やかに帰宅したい気持ちがあると思いますが、1日目の終了後は皆が早く帰りたがるため、バスなどの公共交通機関等は混み合う可能性が高いです。
外での待ち時間を少なくしてバスに乗車するため、試験教室などで少し様子を見てから帰宅することをおすすめします。
試験日である1月末は外気温が低く、外で待っていると体調を崩す可能性がありますので注意してください。
ここまで歯科医師国家試験の当日の流れを簡単に説明しましたが、当日をスムーズに過ごすには、事前準備が大事です。
これから説明します。
2章:歯科医師国家試験当日の事前準備
国試当日をスムーズ過ごせるように準備することは、当日に余計な緊張や疲れを生まないためにも大事です。
そのため、下記のような準備を事前に行っておくことをおすすめします。
- 試験会場までの交通手段の確認をしておく
- 必要な持ち物リストの作成・チェック
- 気温の変化に対応できる服装を決める
- 前日のリラックス方法と体調管理
順番に説明します。
2-1:試験会場までの交通手段の確認をしておく
通常、試験会場に自家用車などの駐車はできませんので、公共交通機関で行くことを前提に考えておきましょう。
そのため、試験会場までの交通手段と電車やバスなどの時刻表を前日までに確認しておくようにしてください。
土日に実施されるため、平日とはダイヤが異なる可能性があります。
また、受験生による混雑で送れるかもしれませんので、集合時間ギリギリではなく、早めに到着するようにしましょう。
集合時間の15分から30分前には到着するつもりで準備しておくことをおすすめします。
会場が遠方の方は、会場近くのホテルを早めにとっておくことが大事です。
試験シーズンが近くなると予約が埋まり、会場から遠いホテルしか取れなくなる場合もあるからです。
2-2:必要な持ち物リストの作成・チェック
歯科医師国家試験は寒い時期の開催であり、また普段と違う環境での長丁場の試験になるため、疲れ、ストレスを溜めやすいです。
そのため、実力をしっかり発揮できるように持ち物を厳選して準備していくことをおすすめします。
2-2-1:必須の持ち物リスト
必ず持っていかなければならないのは、下記の持ち物です。
- 受験票
- 写真付きの身分証明書
- 黒のボ-ルペン
- HBの鉛筆(シャープペンシル不可)
- プラスチック消しゴム
- 鉛筆削り
- 腕時計(電卓、通信又はメモ等の機能がある時計の使用は認めない。)
- 昼食
※コンパスの使用は認められません。
※定規(三角定規、分度器機能付きのものを除く)の使用は認められます。
※置時計の使用は認められません。
これらは、なければ受験に大きな支障をきたしてしまいます。
そのため、必ず準備し、当日も持ち物に入っているか念入りに確認しましょう。
また、不正行為の疑いが掛けられないよう、当日の持ち物は十分注意しましょう。
2-2-2:必要に応じて持っていくべきもの
下記のものは必須ではありませんが、必要に応じて準備していくことをおすすめします。
- 復習できるノートなど
試験開始前や休憩時間に、さらっと復習、見直しができるノートやテキストを持っていくことをおすすめします。ただし、大量に参考書などを持って行ってもそれほど読み返す時間はないため、要点だけチェックできるものに絞った方がいいでしょう。 - イヤホン
試験前や休憩時間に、集中力を維持できるようにイヤホンなどを持っていくのも有効です。 - カイロ
国試は寒い時期に行われるため、冷えが気になる方は使い捨てカイロなどを持っていくことをおすすめします。 - 予備の腕時計
腕時計が壊れる、電池切れになる可能性もあるため、予備を持っていくとなおいいです。 - 飴、ガム、チョコレートなどのお菓子
休憩時間に糖分を補給するとリフレッシュできますので、少量持っていくといいでしょう。 - 目薬、常備薬
目の疲れなどのために目薬を、体調を崩すことが多い方は常備薬を持っていくことをおすすめします。
これらは必須の持ち物ではありませんが、試験当日に「あってよかった」という人も多いです。
必要に応じて準備しておきましょう。
2-3:当日の気候や状況に対応できる服装を決める
歯科医師国家試験の当日は寒い時期にあたるため、
- 厚手で寒くない
- 教室は暖房が効いているため、脱いで体温調節しやすい
- 締め付けなどが強くなく、1日座りっぱなしでも苦しくならない
- 重くなく、肩がこらない
といった服装を選ぶことをおすすめします。
また、足元は寒くなりやすいため、靴下や靴は冬用のモノにした方がいいです。
髪が長い方は、試験で髪が邪魔になることがあるため、髪をまとめるといいでしょう。
2-4:前日のリラックス方法と体調管理
歯科医師国家試験の当日に、最高の実力を発揮するためには、前日までの体調管理が大事です。
国試の直前期は、一番疲れが溜まり、体調を崩しやすい時期です。
しかし、ここで体調を崩せばこれまでの努力が水の泡になってしまう可能性があります。
そのため、体調を崩さず、元気な心身で当日を迎えられるように、下記のような方法を行うことをおすすめします。
- 試験数日前になったら追い込み過ぎず、疲れを溜めない程度の勉強量に調整する
疲れを溜めると体調を崩したり、当日に疲れが残ってしまうことがあるため、直前期は追い込み過ぎないことをおすすめします。 - 試験数日前から、湯船に入ってリラックスする
体を温めることで血行がよくなり、心身共にリラックスできます。勉強でかたまった筋肉をほぐし、元気な体で試験に挑む準備になります。 - 散歩などの軽い運動などを行う
軽い運動を行うことで、余計な疲れが取れて体調も整います。 - 食事、睡眠により気をつかう
国試の直前期には、バランスのいい食事をとること、しっかり眠ることを意識し、疲れを溜めず体調を崩さないようにしましょう。 - 前日、当日は食べ過ぎない
前日や当日に食べ過ぎると、試験中に眠くなる可能性があります。前日、当日は腹八分目程度を心がけることをおすすめします。
このように生活全般に気を遣って、あなたの実力を最大限発揮できるようにしましょう。
さて、ここまで主に前日までの準備や過ごし方を説明しました。
次に、当日の過ごし方の注意点を説明します。
3章:歯科医師国家試験の当日の過ごし方と注意点
歯科医師国家試験の当日は、下記のようなことに注意して過ごすようにしてください。
- 睡眠時間はしっかりとる
- 眠くなる昼食は避ける
- 休憩時間は疲れない程度に復習
順番に説明します。
3-1:睡眠時間はしっかりとる
歯科医師国家試験は2日間ありますので、1日目が終わった当日はしっかり眠るようにしましょう。
「思ったように解けなくて2日目が不安」
「1日目でどのくらい解けているか気になる」
といった不安や気になることもあるかもしれませんが、解けているかどうかは、2日目が終わってから確認すれば大丈夫です。
不安を引きずると2日目に実力を出せなくなりますので、1日目のことは一切忘れて、2日目に全力を出すことだけを考え、しっかり眠るようにしてください。
3-2:眠くなる昼食は避ける
昼食で、
- ご飯やパンなどの炭水化物をとり過ぎる
- お菓子などの糖分をとり過ぎる
- 食べ過ぎる
といった食事をすると、血糖値が上がって午後の試験で眠くなりやすいです。
そのため、当日の昼食は炭水化物や糖分は少なめにし、野菜多め、腹八分目を意識しましょう。
試験会場の近くで外食をしたり、コンビニのパンや弁当で昼食を済まそうとすると、炭水化物のとり過ぎになりやすいです。
そのため、可能であればバランスを考えた弁当を作って持っていくことをおすすめします。
3-3:休憩時間は疲れない程度に復習
歯科医師国家試験の当日の休憩時間は、疲れない程度に復習をすることをおすすめします。
国試は丸一日、2日間にわたって行われますので、休憩時間はできるだけ疲れないように過ごした方が、疲れが残りません。
集中力を維持するためにも、休憩時間の復習はほどほどにしましょう。
要点を短時間で復習できるように、当日見返したい要点をまとめたノートなどを作っておいてもいいかもしれません。
まとめ:試験当日に最大限実力を発揮するために早めに準備しておこう
歯科医師国家試験の当日の流れや過ごし方について、理解を深めることはできましたか?
最後に今回の内容をまとめます。
歯科医師国家試験の当日の流れとポイントは、下記の通りです。
- 受験票と試験教室の確認
- 早めの出発
- 試験開始前の注意事項
- 試験時間と休憩時間
- 試験終了後
前日までに行っておくべき準備は下記の通りです。
- 試験会場までの交通手段の確認をしておく
- 必要な持ち物リストの作成・チェック
- 気温の変化に対応できる服装を決める
- 前日のリラックス方法と体調管理
歯科医師国家試験の当日の注意点は下記のものです。
- 睡眠時間はしっかりとる
- 眠くなる昼食は避ける
- 休憩時間は疲れない程度に復習
歯科医師国家試験の当日は、誰もが緊張して不安になるものです。
そのため、少しでも心に余裕を持って挑めるように、万全の受験対策を行うことも重要です。
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